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SANCTUARY公式ブログ "Engineering&Passion"

US RCM A16‐002と 003 (その17)

空冷Zが世に出た1970年代から 今日に至るまで、オートバイの

性能は飛躍的に進化を遂げた・・・

 

中でも17インチラジアルタイヤは 目覚ましい進化を見せたが

今から40年も昔に生産された車体に ただ単に付けただけでは

ベストマッチするはずもなし・・・

 

それでもRCMは、構成するシャシーやフレームに施した加工で

ハイレベルなバランスを実現しており 優れた動性能を発揮するが

更なる真のマッチングが もう一つ先にあって、それこそが最後の

アイテムである フレームであった・・・

 

アメリカ Radical Construction Manufacture USAが創出した

RCM USA A16のフレーム、正式単体名称 【1R9S】は

17インチタイヤを前提としたジオメトリと 軸剛性で設計された

空冷Zの為の17インチホイール専用フレーム・・・

 

空冷Zが最後の領域へと踏み込んだ、最強のフレームである。

 

 

シリアルナンバー A16-002と 003 (その17)です。

 

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事前に施す作業が全て終了し、2台のA16は 再び分解・・・

 

オーダーメイドによるオリジナル外装や フレームマウント式

アッパーカウルなど、この2台ならではのカスタマイジングは

相当な内容で、ここまで長い時間を費やしました。

 

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でも そんな個性を演出する工程も、これで終わり・・・

 

あとはフレームに施した 複数のワンオフ造り物、数々の点付け

状態ものを、きちんと最後まで溶接するだけ・・・

 

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キーシリンダーの簡単操作で シートをワンタッチ脱着できる

シートロックストライカーブラケットを 本溶接・・・

 

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ステアリングストッパー&ロックブラケットに、フレームヘッドに

固定式とした アッパーカウルブラケットマウントなど、ここまで

点付けだけだった部位を 全て溶接して行きます。

 

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要溶接 箇所、コンプリート。

 

このフレームの焼け色が 何とも言えない質感で、このままクリアー

塗装で!と 言うリクエストもあったんですが、スチールフレームは

クリアーだけだと長く持たないらしく、やはりここは 信頼性の高い

パウダーコーティングを施す事に・・・

 

 

そして 数日後・・・

 

 

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戻って来ました・・・

 

希少な2台の、モンスターマシン フレームです。

 

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並んで固定された、1R9Sフレーム・・・

 

これより、RCM USA A16 002&003の完成に向かって

組み立てに入りたいと思います。

 

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時を同じくして、外装ペイントが出来上がりました!

 

ここはどうしても、先に見たくなります  (^ ^)v

 

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何度もやり直しした、ペイントグラフィック・・・

手前のシングルシートが A16‐002で、奥が A16‐003。

 

YFデザイン 深澤さんの 忍耐強いお付き合いで、見事なまでに

M・Tさんと S・Kさんのイメージが 具現化されました。

 

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空冷Zが最終進化を果たす為に、最後に必要となったアイテム

正式名称 1R9Sフレーム・・・

 

今 空冷Zのカスタム・チューニングは、ある意味 これ以上先が

ないほど 熟成を遂げています・・・

 

現行の17インチ、ハイスペックラジアルタイヤを装備するべく

シャシーパーツは進化を果たし、車体を構成するディメンションは

ネガな面を払拭した まとまりの良い姿勢を実現・・・

 

だがそれらは ハイバランスであっても、ベストバランスではない。

90点であって、100点には至っていないのです。

 

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空冷Zの17インチホイール化には、先がある・・・

 

真に高次元で完全マッチングさせる ファイナルステージこそが

このオリジナルフレームの採用であり、完全形態への最終進化。

 

17インチ専用に開発された この1R9Sフレームへの変更こそ

空冷Zにおけるカスタム・チューニングの行きつく先であると

これまでの経験からも そう、強く思えるのである。

 

 

これより RCM USA A16へと、本組み立て開始。

 

 

 

M・Tさん!     S・Kさん!

 

めったな事ではワクワクしない 中村なのに、この2台だけは

ひさびさ・・・       胸の高鳴りを抑える事が出来ません!!

 

 

近日ご来店、お待ちしております。

2台同時 MK‐Ⅱ! RCM-477&478(その3)

こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

RCMは空冷Zをレストアしつつ、その上で最も重要視している

テーマこそが 動性能の劇的な向上にあります。

空来Zによるレース活動は、その最たる開発や 経験の場であり

故に レースに対する重要性を語って来ました・・・

 

「そんなの前から 知ってるよ」 なんて、古いお客さん達からは

言われてしまいそうですが、本来のコンセプトを知らない人達も

いるかと思うんで やっぱり時々は伝えておかないと・・・  と

思った次第です。

 

あくまで動性能・・・       走破性重視で造り込まれる RCM。

 

唯一 自由度が広いのは、マシンルックスであると言えるでしょう。

 

同じ機種同士であるなら、動性能に悪影響を及ぼさないで 違いを

追求できるのは そのルックス・・・

この2台も その辺りが大きなテーマになって行きそう!?

 

S・Sさんの RCM-477 & H・Fさんの RCM-478

MK‐Ⅱ 2台同時オーダー!(その3)です!

 

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ひと足早く フレームが戻って来ていた為、先行で立ち上がった

H・Fさんの RCM-478・・・

 

とにかく取り付け出来るもの 一切合切、取り付けてしまおうと

急ピッチで車体が組み立てられて行きます。

 

そんな折・・・

 

 

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もの凄いデカい車で乗り付けた、H・Fさんが ご来店!

 

ここから入ってくる方も めずらしい?(苦笑)

 

しかも 先日のS・Sさんと言い、今回のH・Fさんと言い

なぜ お一人ずつ来るのか、不明・・・ (^^;)

 

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前回来られた時は まだ見積書だけだった RCM-478が

こうしてリアルで目の前にあります。

 

スイングアームこそ まだ仮り組みですが、かなりMK‐Ⅱらしく

なってますよねっ!

 

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机上の話だけでは 伝え切れないものがありますから、こうして

実物を見て頂くのが 一番、説得力あると言うもの・・・

 

さすがに H・Fさんも、嬉しそうです  (^^)/

 

この後 まだ決まっていなかったパートや、いくつか仕様変更の

リクエストをされて お帰りになられました。

 

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H・Fさんの RCM-478は、OHLINS製 ブラックライン

リアショックをチョイス!

 

対して、S・Sさんの RCM-477の方はと言うと・・・

 

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NITRON製 ブラックステルス リアショックをチョイス!

 

それも上下のアジャスターを、アルマイト処理でカラー変更

したものに・・・

 

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部位にもよりますが、こう言った色変更は 基本的に走破性能に

悪影響がないので、実はお勧めの遊び方だったりします・・・

 

もちろん精密寸法が絡んでいる、重要な部位では タブー!

【動性能】を最優先にしているRCMですから、パーツ性能を

犠牲にしてまで 色遊びに走る訳には行きません!

 

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一方 こちらは、S・SさんのRCM-477・・・

 

ちょっと出遅れましたが、フレームやシャシーパーツが揃ったので

これより立ち上げに入ります!

 

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ステアリングロックのホール加工 擦り合わせだけで、かなり

時間を掛けておりました・・・

 

ロックを掛けた後 ガタが大きいと、ロックシリンダーその物も

徐々にガタつき始めるんで、こういう些細な所の精度をキッチリ

仕上げるのは RCM製作における大切な要素でもあるんです。

 

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NITRON製 フロントフォークを取り付けて、こちらもひとまず

転がし用ホイール 仮り組みにて、立ち上げました!

 

H・Fさんの 478に、少し追いついて来ておりますっ!

 

 

この2台・・・

どっちかが進みすぎても 何となく良くない気がして、やっぱり

気使い するんですよねぇ・・・  (;^_^Aフ∼

 

 

S・Sさ~んっ!     H・Fさ~んっ!

 

ブレーキパーツがまだ全て揃ってませんが、あと一週間ほどで

概ね全部 揃うかと思いますんで、次回ご来店は 来月6日以降が

いいかも知れませんよ~っ!

 

沖縄から里帰り!RCM-265 MK‐Ⅱ(その1)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

RCMは現在 日本全国津々浦々、北は北海道から南は沖縄まで

オーナーさんが存在してます・・・

 

それどころか アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・台湾など

とんでもない遠くに納車された例が 数多くあるんですが  (^^;)

 

そんな遠方に納車された RCM・・・

 

海外はともかくとして、日本国内に関しては 過去に製作された

RCMが 生まれ故郷に仕様変更やメンテナンス等で帰って来ると

言う事がありまして・・・

 

通称【里帰り】と 呼ばれているんですが、今回 ご紹介させて

頂く このRCM-265も、まさに そんな一台・・・

 

およそ6年ぶりに 里帰りをした、沖縄県在住 M・Hさんの

RCM-265 MK‐Ⅱ(その1)です!

 

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江戸川区時代に造られた RCM-265・・・

 

最後に見たのは 数年前に【美々いとまんビーチ】で開催された

カスタムマシンコンテストの時 以来で、こうしてまた手がける

機会が出来たのは とても嬉しい事 ♪

 

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今回は M・Hさんからのリクエストで、以前より計画していた

シングルシート化に加え、エンジンもアップグレードするべく

かなり大掛かりな作業を 施す予定・・・

 

テクニカルなのは もちろん、非常に時間も掛かるコースです。

 

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再使用するパーツと 交換するものとに選別しながら、分解を

進めて行きます。

 

この段階で、痛みやヤレが見られるパーツも チェック・・・

M・Hさんから依頼された内容以外で 修復や交換などが必要な

部分を いくつか発見。

 

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せっかくの里帰りですから、モディファイだけでなく メンテや

レストアなども含めて、ご提案して行きたいですねっ  (^^)/

 

 

さて、最初の作業ですが・・・

 

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まずは何と言っても フレームから・・・

 

すでにステージ2フレーム補強は 施されてますが、ここから

施す加工が 山ほどありますんで、長~い旅に・・・

 

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シングルシート化に伴い サイドカバーグロメットステーなど

不要な部位を切除して行きます。

 

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シングルシート化と同時進行のフレームモディファイで、今回

最も大きな加工となる リアサスセクションの造り込み・・・

 

1名乗車専用構造としての リアサス位置変更は、より乗り手の

お尻の下へダイレクト化させる、通称 “レーシングレイダウン” 

 

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車体中央へ移設する事で、マス集中化する事も利点の一つですが

リアサスとライダーの位置関係が より直線的になる事で、リアに

トラクションを掛けた際の感覚が ダイレクトに乗り手に伝わって

来るので、最近のネイキッド車両なんかは 皆このリアサス位置で

設計されていたりします。

 

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ただ問題なのは、加工難易度が高い事・・・

 

レーシングレイダウン専用ブッシュを造り、内側から左右を繋ぐ

パイプを 冶具として挿入して、総幅295mmに設定・・・

更にいつものレイダウン冶具を駆使して 外側からもホールドし

部材を点付け溶接して行きます。

 

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ある程度点付けが進んだら レイダウン冶具を外して本溶接・・・

 

最後に 内側に挿入した冶具パイプを、切断して抜き取ると言う

ここまで手の込んだ工程を踏まないと とてもじゃ~ ないですが

高い精度で完成できませんから、結構大変なんです。

 

 

M・Hさ~んっ!

ちょっと遅れ気味になってて、申し訳ありませんでした~っ!

 

これから時々、ブログで状況 お見せして行きたいと思いますんで

楽しみにしてて下さいね~! (^^)/

 

 

RCM-442 Z‐1 大幅リメイク敢行中!(その3)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

ここ数日は すっかり春めいて、何だか気持ちがいいですねぇ ♪

こんだけ暖かいと、皆さんモゾモゾ して来てるのでは?・・・

 

モゾモゾ モゾモゾ モゾモゾ モゾモゾ・・・ (^^;)

 

RCM製作・ちょいカスタム・ちょい修理・車検&メンテなど

連日車両が入れ替わり 立ち替わりで、相変わらずドっタバタの

サンクチュアリー本店!

 

スタッフ全員 パンパンのスケジュールですが、頑張ってます!

 

 

東京都在住 D・I さんの RCM-442 Z‐1、大幅リメイク

(その3)です!

 

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前回から引き続き、ポートの拡大と研磨・・・

 

全く違うヘッドをイチから造ろうと言う事で、今回 別のヘッドを

用意し、ノーマルバルブガイドを抜いて ポート径を拡大中・・・

 

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荒削り用リューター刃で大きく広げたら フラップホイールに

切り替えて、表面をきれいに慣らして行きます・・・

 

削りながら ポート内を出来るだけ同じ容量になる様、肉眼や

指先の感覚で揃えて行くと言う、大変 根気のいる作業です。

 

そんな作業で、朝から ず~~~っと ヘッドに捕まる中・・・

 

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NITRON製 サスペンションが納品されて来ました。

 

これは 少し前から段取りしていた、カラー変更仕様なはず!

 

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オーナー D・I さんと一緒に決めた、このRCM-442専用

オリジナルアルマイトカラー仕様の リアショックです ♪

 

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上下スプリングリテーナーと リザーバータンクキャップのみ

ゴールドアルマイト化した ステルスリアショック・・・

 

いいですねっ! (^_-)-☆

シックなのに 主張もされてて、カッコいいコーディネイトだと

思いました!

 

後は リザーバータンクステッカーをどうするか、D・Iさんの

判断にお任せしたいと思います!

 

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リアサスを見て 癒された後は、再びヘッドへ  ( ̄▽ ̄;)

 

粗削りも大変ですが、仕上げ作業も 忍耐力のいる工程・・・

とにかく時間が かかります・・・

 

そうこうしてる内に・・・

 

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菊地の方は、クランク&コンロッドの鏡面仕上げが 完了!

 

でも これですぐに、組み立て工程に移れる訳ではありません。

4本のコンロッドは この後、ウェイトバランスを合わせる為

更にひと手間 加えねばなりません・・・

 

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あっちも こっちもと やってると、どちらも終わらないので

ますはシリンダーヘッドから終わらせましょう・・・

 

フラップホイールによる、ペーパー目仕上げが完了しました!

 

と いう訳で・・・

 

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ここでもう一度、バフ研磨部を訪れました。

 

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更なる鏡面仕上げを、菊地に依頼!

ここ最近 菊地は、やたらエンジン研磨ものが集中してます。

 

それでも ここが終われば、ヘッドをガンコートに出せるので

もうちょっと! (^^)v

 

 

D・I さ~ん!

 

本日 ワイエフさんからのデザイン、第2案を送りましたんで

ご検討 お願いしますね~っ!!!

この春 長崎へ!RCM-469 MK-Ⅱ!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

RCMクラフトマンシップ車として 製作中のご紹介をしていた

RCM-469 MK-Ⅱ・・・

 

空冷Zが値上がりし始めた4~5年前に 焦って買い溜めといた

まだ安価だった頃のベース車MK-Ⅱは、この469を最後に

とうとう無くなりまして・・・

 

このRCM-469 MK‐Ⅱが 400万円の完成価格で出せる

RCMクラフトマンシップ、最後の一台となったんです。

 

晴れてオーナーとなられたのが、 長崎県在住の Y・K さん

最後の最後でスライディング  (^^;)

 

この春の納車に向かって ラストスパートに入っております! 

 

  

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中村がちょっと目を離したすきに 組み上がっていたエンジン。

 

まぁ・・・         進んでるから いいけどさ・・・ (--〆)

 

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早速 エンジンを搭載!

 

この後 キャブ・マフラー・オイルクーラーと、取り付けます。

 

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マフラーは途中からアップグレードが入りまして、当初予定してた

NITROレーシンング製スチールメガホンから、同じく NITRO製の

チタン手曲げEXに 変更!

 

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サイレンサーは、いちかばちか系? (;^ω^)

NITROレーシング製 ヴァリアントチタン マットブラックを

チョイスされました!

 

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このヴァリアントチタンサイレンサー、差し込み口からエンドに

向かってテーパー状になっている 異形のチタンサイレンサーで

チタン特有の軽さもさながら、空間容量が確保されている事から

中低速域トルクも 太くなる性質・・・

 

中村の愛機、RCM USA A16R‐001でも 採用しましたが

MK‐ⅡやZ1‐Rなど 角Z系でリクエストが増えつつあります ♪

 

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リアショックも、OHLINS製 グランドツインにアップグレード!

 

当初、同じOHLINS製のブラックラインと迷っておられましたが

このマシンはグランドツインで 良かったと思いますね  (^_^)v

 

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キャリパーはイタリア Brembo製、P4 30/34 CNCラジアル

マウントキャリパーを、OHLINS エクスモードパッケージの

ラジアルマウント仕様で 取り付けました!

 

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左右マスターシリンダーも同じく、Brembo製 ラジアルポンプ!

それも 削り出し、CNCレーシングにアップグレードしてます。

 

このあたり、オーナーのY・Kさん こだわりの部分だったらしく

当初予定してた仕様から、かなり大きく さま変わり・・・

 

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しめはイタリア Allegri製、ショルトシステムブレーキホースで

アップグレードされた各ブレーキパーツを繋げました。

 

当初、ここまでのハイグレード仕様になるとは思ってなかった

RCM-469 MK-Ⅱ・・・

 

各パーツの 凄みあるオーラはもちろん、車体全体の雰囲気や

フォルム、また色使いなどのバランスが 絶妙にまとまっており

思わず中村も 「う~~~ん・・・」 と、唸ってしまいました。

 

そんなわけで、何とこの RCM-469・・・

 

スタジオ行き 決定ですっ!  (^^)/

 

 

Y・Kさ~んっ!

 

来週スタジオにて撮影しましたら、その後 お見せ致しますんで

もうちょっと、お待ち下さいね~っ!!!

 

 

北の国から!RCM-484!(その5)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

北海道は旭川の T・O さんから、オーダー頂きました Z1‐R

RCM-484 (その5)です!

 

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これより車体の立ち上げに入りますが、シングルシート仕様の

マシンは それに伴う下準備作業が多く、ここまで随分と時間が

掛かりました。

 

まぁ~ でも、この下準備の完成度さえ高ければ  ここから先は

順調に進むと言う 計画的なもの・・・

故に ここまでの数ヵ月間は、非常に重要な工程だったんです。

 

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もちろん、ここからの全てがボルトオンで組み立てられて行く

訳ではありません・・・

ただ しっかりした計画的な基礎があれば、そこに足していく

作業や加工は イメージした通りのプロセスで進むもの・・・

 

まだ先は長いですが、楽しい工程の始まりでもあります (^^)/

 

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SCULPTURE製 SPステムKITは、T・Oさんのリクエストで

シルバーアルマイトをチョイス!

ブラックの渋さも捨てがたいですが、シルバーは印影感が前面に

出ていて かなりメカニカルな印象ですね!

 

トップブリッジだけは オーダーカラーにする為、現在アルマイト

処理工程に行っており、来週には戻って来る事でしょう。

 

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ブロックピース スタビライザーが溶接された SCULPTURE製

スイングアームは、ブラックでコーティング。

 

アームに付属されている クロモリ中空リアアクスルシャフトの

無電解ニッケルメッキが鈍い輝きで、対照的なコントラストが

削り出しパーツの質感と相まって かなりブコツに見える・・・

 

カッコ よろし  (^^)v

 

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トップブリッジがないので フロントフォークのセット位置を

測りながら、フロント回りを組み付けました。

 

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ZRX1200用ホイールで 17インチ化しているのですが

210mmスパンの左右フォークピッチに対応した 弱ロングの

フロントアクスルシャフトが必要で、これも SCULPTURE製で

クロモリ中空シャフトがラインナップされており、かゆい所に

手が届くパーツが常にあって とても生産効率がいいんですわ ♪

 

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昨年からバックオーダーになっていた ビーター製アルミタンクも

つい先日 納品されて来ています。

 

“A16”のワンオフスペシャルタンクだけは 社内で製作しないと

なりませんけど、Z1‐Rタイプのタンクであれば、これはもう

ビーターさんに外注依頼して購入した方が 早いし、楽! (^^;)

 

大変  助かっております  <(_ _)>

 

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ハンドルは デイトナ製アルミセパレートの ストレートバー・・・

このハンドルも RCMにおいては欠かせない存在になりました。

 

デイトナさんは他にも、ご存知 RCMコンセプトCOZYシートを

リリースされてますが それはあくまでもデイトナさんオリジナルの

ラインナップ製品で 一般に市販されているもの・・・

 

RCMのロゴは お貸しているもので、自分達サンクチュアリーも

デイトナさんから普通に購入している 外注製品なんです。

 

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このRCM-484は、オーナー T・Oさんの 熱い・・・

いや メチャメチャ熱い情熱から、相当アップグレードな仕様に

なる RCM!

 

その一つである アッパーカウルのフレーム固定式ブラケットを

単品製作するべく、中村の愛機 RCM USA A16R‐001の

図面をベースに RCM-484向きへとアレンジしました。

 

と 言う訳で、キャドでなく 手書き図面なんだけど・・・ (;^ω^)

 

先々 お見せしたいと思いますので、しばしお待ちを ♪

 

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そして中村は アセチレンに点火・・・

 

これよりアルミの ワンオフシートレールを造らねばなりません。

 

こういった加工系のワンオフ物は カスタマイジングを行う上で

欠かす事の出来ないアイデンティティーでもあり、社内の工場で

全てをこなすのが 基本・・・

 

パイプや板材を 曲げたり 溶接したりするのは、もちろん

各部の耐久性や整備性など、機能に加えて カッコ良さをも!

造り込んで行きたいと思います。

 

 

T・Oさ~ん!

 

次回より だんだん、バイクらしさが増して行きますからね~っ!

2台同時 MK‐Ⅱ! RCM-477&478(その2)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

今までも2台揃ってオーダーを頂き、同時進行にて製作された

RCMと言うのは 何度かありました・・・

 

最初は何と言っても あの、ツイントリップ 西村姉妹!

RCM-053 MK‐Ⅱと RCM-054 Z1‐RⅡの2台。

 

その後も RCM Ninja スポーツパッケ-ジ TYPE-R

198 & 199、M&Mのお二人など 記憶に残っております。

 

今回のお二人は東京都在住で、どちらも同じ MK‐Ⅱ・・・

S・Sさんの RCM-477 & H・Fさんの RCM-478

2台同時オーダー!(その2)です!

 

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こちらは RCM-477の方の、フロントフォークパーツ・・・

 

イギリス NITRON社製 正立フォークのボトムエンド部で、新品を

一端分解し エンドボディはグレーからブラックへ。アジャスター

ピースは ブラックからレッドへと アルマイトカラー変更しました。

 

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同じく RCM-477のスイングアームを溶接中・・・

 

前にも言いましたが ここ数年、スタビライザーを溶接希望の

RCMが かなり増えました。

皆さんどうやら、マシンシルエットをマッチョにしたいらしく

気が付けばいつも スタビ溶接に追われる日々・・・

 

これ、 頭かゆく なるんスよ~・・・ (^^;)

 

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一方こちらは、一足早く戻って来た RCM-478のフレーム・・・

 

粉黛塗装工程が完了し、これより車体の立ち上げに入ります!

 

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飯田がエアーリューターで削っているのは、ステムヘッドパイプの

ベアリングレースが圧入される部分・・・

 

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高荷重タイプのテーパーローラーベアリングに替えるんですが

ベアリングレースを打ち込んだ後 ヘッドパイプ内側の段差部と

レースが つらイチになってしまい、後々ベアリング交換の際に

レースを叩く部分がなく、簡単に抜く事ができない・・・

その為 整備性を考慮し、あらかじめ3ヵ所小さなエグリを設けて

レースを叩ける様にしているんです。

 

こうしておけば ベアリングレース交換が容易に出来ますから

最近のZ系 RCMでは、努めてこの作業を施しておりますよ ♪

 

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記念すべき、魂 注入・・・

 

RCMシリアルプレートも、478の方が ひと足早く・・・ ♪

 

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早々 メーター等の装備まで取り付けされ、らしくなって来ました!

 

このRCM-478の方は 、477より 若干高めのハンドルバーに

しております。

 

こういう事ばかり書いてると、477の方は 遅れてるみたいに

思われそうなので、477も ご紹介します・・・ (;^_^A

 

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スイングアームの溶接が ひと通り完了!

これより ブラックにコーティングされる工程へと、旅立ちます。

 

スイングアームの方は、RCM-477の方がリード!  (^^)/

S・Sさん、大丈夫っ!           リードしてますよっ!

 

そして しばらくして・・・

 

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447の担当 湯浅が、慌てて箱を開けてました・・・?

 

何かといえば・・・

 

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来ました!   来ました~っ!!

 

組み上がったばかりの NITRONフォーク アッセンブリーです!

 

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いいですね~・・・ ♪

 

カラー変更であれば 性能への悪影響もないし、手っ取り早く

個性を演出できるから、ちょっとした事だけど こういうのって

意外にお勧めだったりするんです。

 

S・Sさ~ん!       H・Fさ~ん!

ちゃ~んと やってますから、安心して下さいね~!!

 

 

とか何とか 言ってたら、数日後・・・

 

 

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もの凄い でかい車が、どーーーん!! と 店前に・・・

 

 

うぅぅ~~~む・・・            このブログ・・・

 

何気に 気を使うかも・・・ ( ̄▽ ̄;)

 

From USA! RCM-500 KATANA (Part-3)

こんばんは!  サンクチュアリー本店 代表の中村です

Hello Everyone! I am Nakamura, representative director of Sanctuary’s headquarters.

 

ラスベガス在住 Mr.A Diazからお預かりした GSX1000Sカタナ

RCM-500(Part‐3)です!

This is GSX1000S Katana (Part-3) shipped from Mr. A Diaz in Las Vegas!

 

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LAから送られて来たエンジンを、分解中。

Disassembling the engine shipped from LA.

 

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フライホイールを外してみたんですが・・・

Taking out the flywheel…

 

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クランクシャフトエンド部が メチャメチャになってました(汗)

To find that the end part of the crankshaft is in a terrible situation (sweating)

 

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当然 フライホイール内側も酷い状態。

恐らく走行中にフライホイールが空回りし、クランクシャフト共々

傷んでしまったのでしょう。

Naturally, inside of the flywheel is also bad, probably the flywheel spun free during the ride, which also damaged the crankshaft

 

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クランクシャフトとフライホイールは、もう交換しないとダメです。

For the crankshaft and flywheel, there is no choice but to replace them

 

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更に分解を進めましょう。

We keep disassembling.

 

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トランスミッションの状態は 悪くなさそう!

The transmission condition seems ok!

 

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クランクケース本体にも 大きなダメージは見当たりません。

There is no big damage in the crank case either.

 

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最も大きい交換パーツは やはりこのクランクシャフトですね。

The largest replacing part would be this crankshaft.

 

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ヘッドカバーに着いている ブローバイホースの取り付け部も

一部 欠けていたので修正が必要です。

A part of the attaching part of the blow-by hose on the head cover was missing, and needs to be fixed.

 

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これはオイルフィルターのカバーです。

純正パーツではなですが これもより新式のものへと交換する予定。

This is the cover of the oil filter. This does not seem to be the original part, but we plan to change this to the newer one.

 

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ラスベガスの Mr.Diaz!

次回はエンジンの修正と、いよいよフレーム加工に入りますよ~っ!

Hey, Mr. A Diaz in Las Vegas! The next step is the fixing of the engine and finally the work on the frame!

 

 

To Be Continued

RCM-472 Z‐1です!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

少し前のスタジオ撮影、第二弾です。

 

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今回スタジオに持ち込んだのは、延べ3台のRCM・・・

 

前回の RCM-468 Z1000Jに引き続き、2台目の撮影に

入りました。

 

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限られた時間内で 欲しい画像を全て撮り切らねばなりませんから

富樫さんも チャッチャカしてますな  (^^;)

 

それでは本日 2台目のマシン・・・

 

ご紹介しましょう。

 

 

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RCM-472 Z-1です。

 

 

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Z1をベースに、私達サンクチュアリー(中村&佐々木)主導の元

製作されたRCM・・・

 

わかりやすく言えば、中村と佐々木の 好みで造った一台  (^^;)

だから中村は この472、すごくいいな~ ♪  と思ってます。

 

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新規製作車ですが、どちらかと言えば デモ用製作車としての

要素が強い、このRCM-472・・・

 

ホームページで RCMクラフトマンシップとして、ご紹介を

した所、長野県在住の H・Mさんにオーナーが決まりました!

 

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エンジンは RCMライフパッケージコースで、ここ4~5年は

採用パーツの高品質化も手伝って 完成度の高いクオリティーで

仕上がっています。

 

唯一 コスト面への配慮から、点火系だけ純正の新品ポイントを

使用してますが、ここからASウオタニ等のデジタル点火系に

変更するのは至って容易な事なので、先々の楽しみにしておいて

良いかと ♪

 

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定期消耗品であるタイヤを除き、足回りには拘る RCM・・・

特に前後サス・ホイール・キャリパーの3アイテムには 最高峰の

ものをと、いつもご説明していますね。

 

サスペンションなら、スウェーデンの OHLINS社製・・・

ホイールは、イタリア O・Z レーシング社製・・・

キャリパー&マスターは、同じくイタリア Brembo社製で

3社共に オートバイロードレースの最高峰で君臨するメーカー。

 

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「人と違うものに」と言う気持ちは よくわかりますが、だからと

言って 性能的に劣る製品を好んで選ぶのは、どうなのかなと・・・

 

カスタマイジングにおいて 個性を追求する事は大切な事ですが

必ずしもそれが 良いマシン、走るマシンに繋がる訳ではありません。

 

世界選手権 Moto-GPや ワールドスーパーバイクを始め、世界中の

トップレーシングの中で製品を育くむ 老舗メーカーは、その製品を

開発する力と 生産する力に率い出ており、レースフィードバックを

通じて、常に最高品質のパーツを輩出しています・・・

 

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例えばフレームの加工技術や エンジンオーバーホールのノウハウ等

全く同じ仕様のマシンが2台あったとしたら、それぞれが採用した

パーツの違いが 2台のマシンの性能差となってくる・・・

造り込みは同じでもパーツの性能差は埋まらないから、RCMでは

基本的に 最も優れたメーカーの製品を使う様にしているんです。

 

これは意図的なもので、特に 足回りのパーツは高価な製品ばかり

ですから そうそうすぐ買い替える様な物でもないでしょう・・・

わずかな金額差なら よくわからないメーカーの物でなく、初めから

最高峰メーカーの製品を採用すべきだと・・・

 

メーカーの良し悪しが 判断できない時は、世界のトップレースの

中で数多く採用されているかどうかを調べてみるのが、間違いない

判断方法の一つでしょう。

 

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今から40年以上も昔に生産されたバイクとは思えない、美しさに

Zが本来持っていた ロードスポーツバイクとしての スパルタンな

ルックスは、サンクチュアリーが理想として来た Zの姿・・・

 

これこそ カッコいいZ! と、今も これからも そう考えています。

 

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このところ佐々木は Z1-Rが多かったから、Z-1は久しぶり?

 

細部にまで きめ細かな拘りがあり、面倒な作業でも気に入るまで

やり直したりと 真摯に取り組んでおりました。

 

人のバイクでも、自分のマシンを扱うがの如く。

メカニックに一番必要となる 資質かも知れませんね・・・

 

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ご存知な様に空冷Z系車両は 世界的にその数が激減した事から

数年前に比べて相場価格が大変 高額になってしまいました。

 

そんな時代の影響も受けて、最近ではRCMクラフトマンシップの

製作も 台数が減りつつあり、以前に比べて次々と新作車のご紹介が

出来なくなって来ています・・・

 

それでも可能な限り、少しでもZ系RCMを生み出して行きたいと

思っておりますので、これからも精一杯 頑張ります!

 

 

 

H・M さ~ん!

 

近日 お電話しますので、よろしくお願いしますね~っ! (^^)/

 

US RCM A16‐002と 003 (その16)

空冷Zが世に出た1970年代から 今日に至るまで、オートバイの

性能は飛躍的に進化を遂げた・・・

中でもタイヤの性能進化は 目覚ましいものがあり、バイク部品の

カテゴリーの中でも トップにランクされる存在であろう。

 

そんな二輪タイヤは、多くのメーカーが主に17インチサイズで

日夜 開発を続けている・・・

 

少し前の Moto‐GPクラスこそ 16.5インチタイヤであったが

今では Moto‐GPも含めて、ロードレースの殆どが17インチの

タイヤに統一された・・・

故に17インチタイヤへの技術投入は タイヤメーカーも力が入り

必然的に革新的なタイヤは17インチに集約されて行く。

 

これが二輪タイヤの進化理由であり、17インチタイヤが何故に

高性能化を果たして行ったかを裏付けるプロセスでもある。

 

そんな17インチタイヤを 今から40年も昔に生産された車体に

ただ単に付けただけで、ベストマッチするはずはない・・・

車体を構成する前後シャシーパーツや フレームに施した加工で

ハイレベルにバランスさせてはいるが、更なる真のマッチングが

まだ先にあり、それこそが最後のアイテムである フレーム・・・

 

アメリカ Radical Construction Manufacture USAが創出した

RCM USA A16のフレームは、17インチタイヤの使用を

前提にしたジオメトリと軸剛性で設計されており、空冷Zの為の

17インチホイール専用フレーム・・・

 

空冷Zが最後の領域へと踏み込んだ、最強のフレームである。

 

 

シリアルナンバー A16-002と 003 (その16)です。

 

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似ていて異なる 2つのアルミタンク・・・

キャドによるデザインで オーナーと打ち合わせしながら創出した

完全オリジナル、単品製作 ワンオフでの自分仕様・・・

 

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オリジナル外装パーツを フレームにフィッティングさせる為の

機能も、全てキャド上で設計・管理する。

 

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まだ何となくしか 姿がイメージ出来ない、2台のA16・・・

さすがにこの2台のマシンは どこに行っても見かけないでしょう。

 

月並みと言う言葉が かすりもしない、別次元の特別オーダー・・・

自分のに似たバイクに偶然出くわすなんて事、この2台には まず

ない!  (^^)/

 

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こちらは 002のシートカウル・・・

 

サイドカバーの部分を切り払って、耐久レーサーを連想させる

フォルムを取り入れています。

 

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対して003の方は、角Zのイメージを 色濃く残す仕様・・・

 

見る角度によってエッジの造形が異なり、単純な形でない事から

チープなパーツ感がありません。

 

シングルシートは間違えると 安っぽく見えてしまう事もあるので

実は あらゆる角度から見て造形する様、配慮しているんです。

 

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どちらもストリートのバイクですから、小物入れは欠かせません。

ペイント前に 収納空間の加工を行っておきます。

 

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002&003、共にファイバーへの加工が 全て完了・・・

 

これで外装パーツを ペイント工程へと進める事ができますっ!

 

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翌日・・・

 

2台のA16 外装パーツを積んで、朝から出発・・・

 

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ペイントの詳細を 間違いなく伝える為、仁科も同行。

 

向かった先は・・・

 

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YFデザイン ファクトリー!

 

昨年から何度もやり直したデザインを、ようやくペイントする

所まで たどり着きました。

 

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中村はかれこれ20年以上の付き合いとなる、YFデザイン代表の

深澤さんに、仁科はもちろん 初めて会いました。

 

横からの2D画像だけで進めてましたから、上からと斜目からの

ラインやグラデーションの入り方など より詳しく説明・・・

 

2月の後半には 2台共ペイントが仕上がるとの事です  (^_-)-☆

 

 

 

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一方 こちらは、工場内・・・

 

ファイナルステージへ向けて 2台の分解が始まっておりました。

 

さぁ・・・          もうすぐです

 

既成概念を超え、最終進化を遂げつつある 2台のマシン・・・

 

最強のモンスターZが 間もなく誕生しようとしています。

 

 

 

M・Tさ~ん!        S・Kさ~ん!

 

2月の後半、あるいは 3月上旬あたり・・・

ご来店されると、面白いと思いますよ~っ!!!

 

着々進行中!RCM-474 Z1‐R(その3)

こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

 

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本日は朝から雪が・・・。

 

朝からテンション 下がりまくりです・・・

 

天気予報を見ると、千葉・茨城エリアが 一番ふっているみたいで

どうしようか悩みましたが、とりあえず出勤しました・・・

 

自分はノーマルタイヤの車で通勤してるんですが、どうやらこの後

降り方が強くなる様なんで、昨夜から書き始めていたこのブログを

アップしたら 帰ろうかと思います (-ω-)/

 

さすがにご来店される方は いないかと思いますが、ご不便を

おかけする事 申し訳ありません。

 

 

須賀川在住 T・K さんの、RCM-474 Z1‐R(その3)です!

 

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少しご無沙汰になっておりましたが、前回から引き続きにて・・・

 

芯だし修正が完了したクランクシャフトを ケースアッパーに

セットし、この後 ミッションドッグ噛み合いのチェックをして

必要であれば調整を行います。

 

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各シフトフォークがドラム溝に対し ストレスフリーな位置である

事を確認できたら、変速操作後のスライドギヤと相手ギヤドッグが

しっかり噛み合っているかを見て、浅い様であれば精密シムを用い

スライドギヤの相手側ギヤ位置を 微調整してやります。

 

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今までも何度かご紹介して来た このミッションドッグ調整ですが

空冷Z系エンジン オーバーホールにおいては 必ず行っておくべき

作業の一つで、RCMでは必須メニューとなりました・・・

 

シフトタッチの滑らかさは もちろん、ミッション本体のライフも

向上しますので 絶対にやっておくべきでしょう ♪

 

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ケースをあわせて、腰下がほぼ完成!

 

ジュラルミン削り出しのフィルターカバーは サンクチュアリー

メカブランド製で、NITRO RACIN製のマフラーKITに付属されて

いるもの・・・

締め込んでも 殆どしならない、強化対策された優れものです ♪

 

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ピストンはノーブレストが ヨーロッパ イタリアから輸入している

ドイツ ヴォスナー 鍛造ピストンKIT・・・

 

1mmオーバーサイズの φ71ピストンで、シリンダーボーリングを

施し、ピストンクリアランス値を適正化・・・

10.8:1 と言う ハイコンプスペックが魅力的なピストンKITです。

 

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シリンダーまで組み付け、完了!

 

シリンダーヘッド、バルブガイドやシートリングの内燃機加工が

まだ出来上がっていない為、この後は車体の方を進めます。

 

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スイングアームがブラックコートされて来ていたので、本組み・・・

 

SCULPTUREスイングアームの内幅は、XJR1200と同じ 266mm

設定なのですが、使用するリアホイールは 左スプロケハブ側が

XJR1200、右ディスク側がZRX1200と言う ハイブリッド仕様な為

右のキャリパーブラケットカラーのみ 削り出しで製作します。

 

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図面でのハイトデーターは既にありますが、わずかな個体差にも

合わせてあげたいので、念の為ホイール各部を採寸して、交差の

レベル誤差であれば ブランクカラーを用いて アルマイト処理・・・

 

リア回りのアライメントを 完璧に追求します。

 

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電気系統も進めておきましょう・・・

 

液晶オールインワンメーターの配線は複雑ですが、もう手慣れた

もので、サクサク進んでおります・・・

電装が完了していれば、エンジンを搭載して間もなく すぐ火入れ

出来ますからね ♪

 

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難易度高いのは、こっち!

シートスポンジ形状の成形だけは、ほんとに辛い・・・ (^^;)

 

湯浅はスポンジまみれになりながら 「これでどうでしょうか?」と

何度も見せに来ます・・・

その都度「ん~   ここをもう少し こう!」 と、何度も繰り返して

納得いく形になるまで、めんどくさがらずに取り組みます。

 

ここを簡単に終わらせちゃうと、出来上がりが ぶさいくになるんで

根気よく 作業するのが大事・・・

 

 

T・K さ~んっ!

 

来週あたり 書類をお送り致しますんで、住民票のご用意も

よろしくお願いしますね~っ!!!

 

 

 

やばい!

雪が強くなって来たんで、帰ります!  Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

北の国から もう1台!RCM-485!(その1)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

タイトルから連想された方も いるかも知れませんが、現在製作が

進んでいる RCM-484 Z1‐Rのオーナー T・Oさんと同じ

北海道在住の M・Sさんから製作依頼を頂いた、RCM MK‐Ⅱ

シリアルナンバー RCM-485の(その1)です。

 

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【北の国から もう一台!】と言う RCM-484とそっくりの

タイトルには意味がありまして・・・

 

この485のオーナーである M・Sさん、実は 484オーナーの

T・Oさんとは ご友人であった事が 後日判明・・・

同じ地域に在住され バイク仲間同士でもあるお二人が、それぞれ

気が付かずにRCMをオーダーしており、後からわかったと言う

 

・・・・・・。 (^^;)

 

そんなエピソードから そっくりなタイトルにさせて頂きました。

 

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まぁ~  世の中 偶然ってあるもので、そもそもは M・Sさんが

このブログを見てて「え?  北海道の T・O って、もしや?」と

気が付いたんだそうで  (;^_^A

 

先日製作スタートした RCM-477の S・Sさんと 478の

H・Fさんみたいに、お二人で同時オーダー と言うパターンとは

また違って、これはこれで面白い話だな~ と・・・

 

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最後まで気づかず、ある日バッタリ お互いRCMで乗り付けたら

更に 面白かったかも! (>_<)

 

そんな事を連想してたら、自分までニヤニヤしちゃいました(笑)

 

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何はともあれ、遅ればせながら車体の立ち上げに入っております。

 

担当メカはこれまた偶然にも、T・Oさんの RCM-484と同じ

佐々木&中村のペア!

 

佐々木は今年も 忙しそうですわ・・・(苦笑)

 

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SCULPTUREステムKITの ステムシャフトに穴開け加工を施し

ステアリングロックシリンダーが掛かる様にしました・・・

 

簡単そうな作業に思えるかも知れませんが、ステムシャフトの

材質が超々ジュラルミン A7075で、更にハードアルマイト処理が

施してあるから 刃物がたちにくく、意外に大変な作業なんです。

 

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最近3台の内 2台はリクエストがある、スイングアームへの

スタビライザー補強・・・

 

このRCM-485は ブロックピースタイプスタビライザーを

溶接する事に。

 

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ここの溶接は 中村が務めます。

 

結構な溶接量で、何だかんだ3時間位 かかったりするんですが

スタビを一本 仕上げると、なぜか必ず頭がかゆくなります・・・

 

オヤジなんすかね・・・ (-_-)

 

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最後に リアブレーキのトルクロッドマウントを溶接・・・

 

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このトルクロッドマウントの様に ブレーキの力が掛かる部分には

画像左に見られる様な溶接を これまでも必ず行って来ました・・・

 

制動時 リアから引っ張られる方向の入力に対して、万が一にも

マウントが剥がれたりしない様、足を生やす感じで溶接をします。

建築物をよ~く観察すると 同じ手法が随所に使われていたりして

強度を確保する為の工夫が見られるんですが、バイクのシャシーも

そういった建築物に精通する要素があるなと思います。

 

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そしておなじみ RCMのアイデンティティーである “魂” 注入!

シリアルプレートを打ち付けましょう!

 

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うむ、 いいですね・・・       これで紛れもなく 本物のRCM。

 

 

北の国から もう一台! RCM-485 KZ1000MK‐Ⅱ!

 

完成は今年の6月位かな と言う見通しです。

 

 

M・Sさ~ん!

これから暫くの間 お付き合いの程、よろしくお願いしますね~!

 

 

希少派J系!RCM-468(最終回)

RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・

RCM-447 Z-1のオーナーでもある、Y・S さんの2台目!

 

RCM-468 (最終回)です!

 

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少し前の朝・・・

 

前日降った雪が積もらなかったのは 良かったですが、ガラス窓は

案の定 ガチンガチンで、へばりついた氷を溶かして 出発・・・

 

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空気が澄んでいるせいか、遠くの富士山がクッキリ。

 

本日は3台のRCMを いつものスタジオにて撮影致します。

 

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三郷線は相変わらず大渋滞でした(ほんと あの高速はひどい!)

首都高環状線はスムーズで、何とか遅刻せずに到着できそうです。

 

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東京都心 某スタジオに到着。

 

3台もあると ほぼ終日ここに缶詰めとなりますから、手際よく

チャッチャ進めるのが 大事・・・

 

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月刊ロードライダーがなくなってしまったので、久しぶりに

富樫さんと会った様な気がしました。

 

グッドルッキンの撮影はなくとも、RCMの撮影は変わりません。

 

本日 最初の一台目は、そう・・・

 

今回 ブログも最終回を迎えます、Y・Sさんのマシン・・・

 

 

 

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RCM-468 Z1000Jです。

 

 

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RCM-447 Z-1が サンクチュアリースタッフ 主導の元に

造られたクラフトマンシップだったのに対し、このRCM-468は

Y・Sさんのリクエストにて製作された フルオーダーメイドでした。

 

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最近 ご指名が増えた様に感じる、NITRONフロントフォーク・・・

 

OHLINSの様に エクスモードパッケージの設定はありませんが

天吊りフェンダーKITや マルチキャリパーサポート、機種別用の

アクスルパーツがそのまま使用できるので コストは上がりますが

転用はボルトオンでOKです。

 

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リアサスも NITRON製で、オールブラックのステルスショック。

 

造形の趣ある、バーリング加工された ガセットモナカ合わせの

スタビライザーが溶接された SCULPTURE製スイングアームと

そこに収納されたホイールは もちろん、Moto-GP用の逸品

世界最高峰のホイール、イタリア O・Z レーシング製です。

 

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シャシーは17インチホイール仕様にて造り込み・・・

リアサスはマス集中化を狙って、弱 レイダウンを施しています。

 

アッパーカウルブラケットはワンオフで、リアフェンダーレスや

リアウインカーステーも RCMコンセプトで造ってみました ♪

 

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特徴的なフレーム補強は Z1000J/R系 ラバーマウントエンジンに

適したもので、最もストレスの掛かる リア上部エンジンマウントの

構造を大幅に変更・・・        短いマウントボルトに変更する事で

応力が掛かりにくいものとし、ボルトが曲がりずらい構造へと対策。

マウントブラケットも、よりダイレクトな 効率よい形状に見直して

加速・減速時に動こうとする エンジンのホールド剛性を、飛躍的に

向上させました。

 

また 画像では見えにくいですが、6速クロスミッションKITに加え

サンクチュアリーコウガ オリジナルの EVOシステムも同時採用。

フラットなドライブスプロケットでチェーンラインを 180タイヤに

対応した106mmへと設定させています。

 

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デジタルメーターは、液晶内に装備されてる 燃料計&油温計の

作動 OK!

RCMシリアルプレートは、乗り手から見えるコックピット下に

ジュラルミン削り出しの 専用プレートホルダーを用いて固定。

 

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オイルクーラーブラケットは最新の NITRO RACING × Earls製。

 

クーラーコアとブラケットが上下にラバーを挟んで カラーで介し

フローティングになってる状態で、これが本当のラバーマウント・・・

正しいラバーマウントにした事で しなりや曲がりなど 無理な力が

ブラケットに掛かっておらず、割れにくい対策品です。

 

そして・・・

 

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画像では わかりにくいですが、実はこの RCMー468の中で

中村が最も気に入った部分・・・

リアマスターシリンダーに使用してる アレーグリ製バンジョーが

そうなんですが、このブレーキホースを取り回した時 思わず・・・

「こ、これはっ!」 Σ(゚Д゚)

 

「うぅ~~~む・・・」 なんて、本当に唸ってしまったほど(笑)

 

アレーグリ製ブレーキホースは 皆さんもう ご存知だと思いますが

とにかく凝った形状のフィッティングが 沢山ラインナップあって

この45°サイド ロングバンジョーも、そんな中の一つ・・・

 

今までZ1000J/R系にステップKITを取り付けて ブレーキホースの

取り回しに 何となく不満な気持ちを抱いて来てたんですが、この

バンジョーの存在により 初めて納得行くホースワークが出来ました!

 

殆どの人達に今の自分の心境を わかって貰えないかも知れませんが

いや~     もう最高  (^^♪

 

イタリア アレーグリ社に 感謝! (^^)/

 

 

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一緒に担当をした湯浅メカは、とにかくタフで 頑張り屋!

 

そしてもう一つ とても大きいのが、ベンチの監督からのサインを

軽視せずに チームプレイに徹してくれる 性分・・・

スポーツと全く同じで、こういう一面は とても良いなと思えます。

 

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Z1000J/Rは、RCMの中でも数が少ない機種・・・

そんな希少派として 自分達も製作を楽しむことが出来ました ♪

 

既に所有されてる RCM-447が、旧Z系であるZ-1ですから

その内ぜひ 乗り比べして頂きたいと思います。

 

 

いやぁ  それにしても、Y・Sさん・・・

 

RCM-468、 とうとう 終わっちゃいましたねぇ~・・・

 

何だか さみしいような・・・ (;^ω^)

 

 

でも次のステージは、乗って楽しんで頂くラウンドですから

今度は今月20日位にお渡し出来る様、頑張りたいと思います。

 

半年以上もの長い間 お付き合い頂き、ありがとうございました!

 

 

希少派J系!RCM-468 【終わり】

 

 

北の国から!RCM-484!(その4)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

北海道は旭川の T・O さんから、オーダー頂きました Z1‐R

RCM-484 (その4)です!

 

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SCULPTUREスイングアームのピボットに使用する ディスタンス

カラー左右を 削り出し・・・

 

ブランクとなるオーバーサイズのカラーがあって、それを旋盤で

数値合わせしてやり、フレーム側に対して ビシビシの寸法精度に

仕上げてやります。

 

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SCULPTUREスイングアームは 国内の業者さんから仕入れしている

外注品ではなく、図面から全て社内で企画し 主材の目の字パイプまで

300㎏のビレット隗から引き抜きしている、完全オリジナル製品。

 

国内調達して、勝手にブランド名 付けてる訳じゃないですよ (^^;)

それだと 他社製品をいかにも自社製と唄ってるだけにすぎないから

まぎれもなく外注・・・

 

外注さんには沢山の利点があり、サンクチュアリーでは外注さんの

存在も大切にしていますが、RCMのシャシーパーツに関しては別で

より望む機能を求めた事から 自社製となったんです。

 

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スイングアームピボットボディの形状を見て頂くとわかりますが

ニードルベアリングに加え ラジアルボールベアリングが追加された

構造となっており、ピボットシャフト締め付け後に ガタ付きが全く

出ない 現代の企画にしました。

 

こういう機能なんかは 社内製だからこそ実現できた事・・・ ♪

 

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スイングアーム全長の設定は レースからのフィードバック数値で

チェーン引き形状なども全て社内で図面化したものだから、完全に

求めていたもの!  欲しかったもの!

 

目の字断面パイプ 引き抜きの金型代は、どえらい高額だったし

毎回 300㎏のインゴットを購入してパイプを引き抜く代金も 大変な

負担なんですが、理想の製品を造れたので良かったと思います ♪

 

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作業は リアサスマウント溶接に移行。

 

佐々木は ま~た、素手でやってました・・・ (--〆)

 

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本溶接は中村が行いますが、もちろん素手なんてムリ!・・・

 

ここ本店にはTIG溶接機が三機あって、皆 より高性能な水冷機を

使うんですが、中村はトーチの軽い空冷機が好きで そっちをよく

使ってます (別に空冷Z好きだからって訳じゃありません)

 

空冷機は早く熱ダレしてくるんで、素手なんて とてもムリですから

佐々木には よ~く言って、聞かせたいと思います。

 

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ブロックピースタイプ スタビライザー、溶接完了!

 

この後は ブラックコーティング工程へと移行しました ♪

 

T・O さん、とにかく手の込んだマシンを造ろうとしております。

 

 

そして 幾つかのパーツが表面処理工程に行き、数日が経過・・・

 

 

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本日より!     いよいよ車体の立ち上げに!

 

このRCM-484は、シングルシートを始めとする車体各部の

事前の段取りが大変で、ちょっとインターバルがありました・・・

 

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こうして見ると、やはりコンパクトですねぇ~!

 

このマシン、これからまだまだ時間が掛かりますから この最初の

段階をスムーズに、効率よく進めて行きたいと思います。

 

 

T・O さ~ん!

 

少しご無沙汰してましたが、再び作業 始まりしたよ~っ!

 

 

ちなみに明後日、RCM-485 MK‐Ⅱの方も進めますっ (^^)/

RCM-442 Z‐1 大幅リメイク敢行中!(その2)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

東京都在住 D・I さんの RCM-442 Z‐1、大幅リメイク

(その2)です!

 

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今回 RCM-442に施すリメイクは 大掛かりなんて言う

月並みなレベルではありません!

とにかく妥協したくない!と言う D・I さんの意志を反映した

フルコースメニューで、エンジンもほぼ 全部盛り!

 

ハンパじゃ ないんです・・・ (^^;)

 

完全分解したクランクシャフトのパーツを 研磨処理するべく

バフ研磨室の菊地を訪ねました・・・

 

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クランクウェイトなど 鏡面研磨する事で錆を取るのはもちろん

磨き上げる事により 部品の表面強度を上げるのが狙い・・・

 

金属の表面は一見 ツルッと平らに見えても、クローズアップして

見れば 凹凸や傷などがあり、そのわずかな部分をきっかけとして

クラックが入り易くなるもの・・・

故に鏡面仕上げする事で、そのきっかけとなる要因を減らすのが

この作業のメリットになります。

 

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菊地は過去にも 何度かクランクポリッシュを作業しておりますが

この作業は かなり大変らしく、気合いが必要みたい・・・

 

専門職は 専門に! と言う事で、ここは託しましょう。

 

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ワンパーツ磨き上げるのに、40分ほどの時間を要するらしく

これがコンロッドまで合わせると 12ピースもありますから

単純計算480分、約8時間 磨きっぱなしと言う事になります。

 

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クランクウェイトと同時に コンロッドも研磨・・・

 

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コンロッドは ウェイトよりも表面が荒れているので、まずは

粗削りから始めて、そのあと一端戻して貰い 重量のバランスを

合わせて再び研磨室に戻し、最終鏡面研磨すると言う工程です。

 

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およそ八割方で こんな磨き具合・・・

 

コンロッドは側面外周だけ 素磨きして、これより重量バランスに

移るんですが・・・

 

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そろそろ こっち、ポート研磨も始めておかないと行けません!

 

今回 新たに別のシリンダーヘッドを用意し、先にバルブガイドと

シートリングを抜いて、そのブランク状態ヘッドからスタート。

 

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この画像は排気側のポートで、ノーマルの状態・・・

 

動弁系パーツやカムが アップグレードしても、通路の容量が

マッチングせずに抜けが悪ければ、狙った出力は得られません。

吸気側も同じで 構成パーツにあわせて流量を促進できないと

通路で渋滞おこす様なものですから、意外に重要なポイント。

 

排気量アップと言う 手っ取り早くパワーアップを果たす選択肢は

もちろん 決まってますが、そこへ更なる上乗せとして 吸排気の

充填効率アップを加えます。

 

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先程の排気側ポートを、粗削りで拡大した状態・・・

 

エキゾーストガスケットも 外径はZ系と同じで 内径が大きい

機種の物を用い、その内径でケガキした線まで 口径をアップ。

 

当然 インテーク側も、エキゾースト同様に拡大しています ♪

 

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インテークは深いから、大変だよな~・・・ (;^_^A

 

4バルブほど複雑ではないにしろ、このポート拡大・研磨は

バルブ・カム・点火系とあわせてマッチングすれば、それこそ

予想以上に出力アップする手法・・・

 

排気量アップに伴い比例して増大する、熱リスクも最少限だから

エンジンへのダメージが少ない 効率良いチューンニングであると

言えるでしょう・・・

 

 

D・I さ~ん!

 

ちょっとご無沙汰になっちゃってましたが、ここまでの工程

前後での段取りがありまして、しばらくお見せする事ができず

すみませんでした~!

 

これから ガンガン!  行きますからねーっ!!!  (>_<)

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