Blog

SANCTUARY公式ブログ "Engineering&Passion"

本当は18インチも 得意なんですよ ♪

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

静岡県在住 T・I さんの、RCM-498 Z1-Rです!

 

31081101 (3).JPG

空冷Z系RCMの中では少数派となる、前後18インチホイール

シャシーのZ1-Rを製作するべく、只今奮闘中・・・

 

実は17インチと18インチでは、フレーム側へ施す加工内容や

足回りフィッティングメニューが大きく異なる為、いつもと同じ

作業ではありません。

 

ちょっとした事ばかりですが、随分違った造り込みになるんです。

 

31081101 (4).JPG

キャスター角は17インチ車よりキツくしない姿勢で造る事・・・

 

それはすなわち、リアの車高を なるべく上げないと言う事であり

SCULPTURE製 18インチ専用スイングアームの寸法が 相性良く

設計されているので、大変ありがたい存在・・・

 

今回はスタビライザーを追加溶接し、ブラックでコーティングを

してますから、ビジュアル面での個性もすごく効いております!

 

31081101 (5).JPG

T・I さんの拘りで、アルミのチェーンケースを取り引ける事に。

 

18インチの場合、概ねリアタイヤのサイズは150~160に

なるんですが、ナロータイプ EK530RCMドライブチェーンを

使用しても チェーンラインのオフセットは絶対必要で、ノーマルの

85mmから91mmへ 最低でも6mmオフセットを掛ける・・・

んですが!・・・

それでもチェーンと、タイヤ左サイドウォールとのクリアランスは

わずかな数値になるので 更にプラス2mm、ホイールセンターから

93mmの位置にチェーンラインを設定してやる事に。

 

当然の事ながらチェーンケースも そのチェーンラインに合わせて

取り付けしますから、全てが絡んだ作業になっている訳なんです。

 

31081101 (6).JPG

湯浅には、18インチホイール車を製作する際のディメンションや

注意点など 伝え済み。

その上で今度は ホイールセンターの作業工程へ・・・

 

日頃、17インチホイール化での作業で 足回りアライメントへの

知識や構造は しっかり理解してますから、すぐにピンと来た様で

計算して、早速ホイールカラーを削り出しておりました。

 

今更な事ですが、ホイールのセンターがきちんと出されていない

カスタム車両も 今だに多いので、それらを見る度に残念な事だと

感じています・・・ (-_-;)

 

31081101 (8).JPG

ビトーさんの18インチマグタンに スピードショップイトウ製

CP2696用キャリパーサポートの組み合わせが、いつもと違う

雰囲気を醸し出してますな  (^_-)-☆

 

中村もその昔、初めて買った社外製キャリパーが この2696で

パッドスプリングがない 割ピンのみで乗ってて、カチャカチャと

パッドが遊んで フロントから音が出てたのを思い出しましたね。

 

31081101 (10).JPG

遅れていた エンジンセクションも、進めましょう・・・

 

31081101 (11).JPG

NOBLESTが取り扱うヴォスナーピストンは ハイコンプ仕様の

逸品で、ピンハイトが高い ロングストロークエンジン向きに

ヴォスナーサイドでモディファイが施された、首振り対策仕様。

 

ヴォスナー開発者達の見解も聞いてますが、古い年式エンジンで

コンプレッションを上げる場合は ある程度のスカートリーチを

設けるべきとの事で、ハイコンプならではの仕様でもあります。

 

31081101 (12).JPG

ガスケットの厚みや面研量によって異なりますが、11:1前後の

圧縮比は最低でも欲しい所ですから スペックに合わせて形状や寸法

対策を施されたピストンは 非常に信頼性の高いもの・・・

 

今や欠かす事の出来ない、大変重宝した存在になっているんです。

 

31081101 (2).JPG

メーターはノーマル4連をそのまま用いて、ノスタルジックな

イメージを残すと言うのが T・Iさんからのリクエストでした。

 

Z1-R最大の泣き所である マスク回りの重量感は残りますが

リビルドが難しい燃料計&電流計を 社外のデジタルメーターに

変更する事で、若干の軽量化は出来ていると思います。

 

31081101 (14).JPG

気が付けば エンジンが搭載されてまして・・・(苦笑)

 

既にブルーサンダース製マフラーの取り付けに入っております。

 

なんですが・・・

 

31081101 (15).JPG

このマフラー、スチール製ですが塗装がされておらず?

更にマフラーステー部が 見当たりません???

 

ブルーサンダース代表の岩野君に電話しましたが 繋がらなかったので

スピードショップイトウの代表 アキオに電話したら、担当してるのは

ライダーの井上テツ君と聞き、早速 テツ君に電話したところ・・・

 

「そ~ なんすよ~、 マフラーステーは造って 塗装もして下さい ♪」

 

と・・・ (・_・;)

 

31081101 (1).JPG

早速 2枚合わせのステーを造り、溶接しました。

ラバーマウント固定にしましたので、振動対策も出来ております。

 

この後 耐熱セラコート塗装に出しましたが、オーナーT・Iさん

いわく 「いや~ 漢マフラーですね~ (^^) 」 で、おしまい・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

何でっ!? Σ(・ω・ノ)ノ              何でですかーっ!?

 

他のマフラーだったら 何かしら言われたんだと思うんだけど

なぜブルサン製の場合、OKなのかっ!?

 

かつての筑波 TOT、同じ スーパーモンスターEVOクラスで

熾烈な決勝バトルを交わした者同士ですが、この分野に関しては

サンクチュアリーの 完全なる敗北です・・・  ( ̄▽ ̄;)

 

 

 

T・I さ~んっ!

 

お盆明け、タコメーターとシートが出来上がったら、いよいよ

登録しますんで、9月の納車 楽しみにお待ち下さいね~っ (^^)/

Copyright© AC SANCTUARY. All rights reserved.