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SANCTUARY公式ブログ "Engineering&Passion"

ここ最近は・・・

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

ここ最近は 数年ぶりに筑波TOTに復帰するべく、連日Zレーサー

3号機と対峙しており、忘れかけていたメカニック時代の魂を 久々

思い出した様な 気がしています・・・

 

 

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短期間に圧縮された 筑波のパドック通い・・・

 

Zレーサー1号機、そして2号機の10数年間に渡るレース活動に

終止符を打つべく始まった ゼッケン39 最後の挑戦は、日に日に

その苛烈さを増しており、気が付けば 3号機のエンジン担当として

渦中に巻き込まれた? 中村は、既にグロッキー寸前・・・  (^^ゞ

 

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國川浩道選手の語った言葉には 印象深い 様々なものがありますが

その中の一つに 「どんなレースだろうと 命を懸けて走ります」と

言う言葉がありまして・・・

 

(う~~~~ん    カッケ~な~・・・  ( ̄▽ ̄)    などと思って

実際 一緒にやってみたら

 

(マジだ・・・      ほんとマジだよ・・・)     てな 具合でして

 

 

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うぅ、  これで今月7回目かな? エンジン開けるの・・・ (/_;)

 

電話はジャンジャン、無線機代わりの内線は鳴る、来客はあるわで

よくやって来れたなと 自分でも感心したりして・・・(苦笑)

 

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でも國川君は 普段はとても好青年で、彼の為にもここは何とか

踏ん張りたいと思っています ♪

 

そんな厳しいレーススケジュールの中、会社は会社で 通常業務も

しっかりやらにゃ~ いかん! (# ゚Д゚)     てな 事になり・・・

 

 

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少し前の事・・・

 

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久しぶりに工場のメンバーだけで、会議が行われました。

 

レース活動で連日パドック入りしてる者、手薄になった会社を

支えるべく、縁の下の力持ちで 業務を遂行してくれている者。

 

俺達は個人ではない・・・     共に共存を目指す 組織なのだと

今だから改めて それぞれに自らも戒める、 そんな会議でした。

 

厳格な会議の後は・・・

 

 

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お決まりのコース!

 

好きな仕事を続けられると言うのは、実はそれだけで凄い事・・・

 

自分以外のメカニック達は皆 20代~30代と若いですが、将来

60歳もすぎた頃に「若い時は 好きな生き方したかったから」と

先々取り返しがつかない様な人生には させませんよ~  ( `ー´)ノ

 

 

 

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話は変わりますが、ヘリテイジ&レジェンズは 皆さんもう見ました?

今月号は何と【角Z特集】ですよっ!

 

このバイク雑誌は、かのロードラ〇ダー誌の 後継誌みたいなもので

自分は内容が面白いと思い、実は毎号 ちゃんと集めております ♪

 

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國川浩道 & Zレーサー3号機も、バーン!と  (^_-)-☆

 

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11月10日のTOT決勝日に向かい、少し前に取材された内容が

ガッツリ載っております ♪

 

他にも沢山の業者さん達が 広告を入れており、この本に広告を出す

意義もさながら、この本を支えようとする皆さんの想いがあったと

そう感じさせられました・・・

 

ここ数年、バイク雑誌の休刊(事実上の廃刊?)が続いているし

少し前にもあの カスタ〇ピープル誌が休刊になってしまったから

この【月刊ヘリテイジ&レジェンズ】が カスタム・チューニング

業界の 最後に残された雑誌だと言っても 過言ではないかと・・・

 

この本を 皆の力で守る事が出来なくなったら、いよいよ・・・

終わりなのかも知れません。

 

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ちなみに連月で表4広告は 北海道のお二人でした!  (^^)/

 

 

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またまた話は変わりますが、RCMオーナーズクラブ ROCの

今年最後のツーリングが発表されてましたね!

 

目的地は長野方面との事で 既にホームページのROC掲示板では

告知がされております ♪

 

ご興味ある方は 是非是非!   掲示板にて参加表明して下さいね!

 

 

 

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最後は ウチの近くの居酒屋にて・・・

 

 

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数年ぶりに、古い友人の “新” が訪ねて来ました。

 

画像を見て思うのは、お互い 随分と歳を撮ったなと・・・ (^^;)

 

モーターショー目当てで 来たんだそうですが、 う~~~ん・・・

 

どうせなら筑波TOT目当てで 来なって。

 

RCM-497 MK‐Ⅱです!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

11月10日の筑波TOTが近くなり、ゼッケン39 最後の挑戦も

佳境に入りましたから、只でさえ日々慌ただしいのに 拍車をかけて

ドタバタしてます、サンクチュアリー本店・・・

 

でも 皆さんからご依頼頂いてる通常業務は、毎日ちゃんと抜かりなく

進んでおりますんで、その点は ご安心下さいね! (^^)/

 

本日はそんな中から 近日納車になるRCMをご紹介しましょう。

 

福岡県在住のF・Y さんから ご依頼を頂いたマシン・・・

 

 

 

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RCM-497 KZ1000MK‐Ⅱです。

 

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オールブラックのガンコートエンジンは、よく見るとヘッドカバー

4隅と 左右のケースカバー系だけ若干ツヤ有りにして、ヘッドや

シリンダーとのコントラストの違いを出しているんです。

 

パッと見の視覚的効果なんですが、こうする事でエンジンが単調に

見えず、手の込んだ雰囲気と存在感を感じるものなんです ♪

 

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先日モテギで開催された 世界選手権 Moto‐GP 日本グランプリ。

行った方から「どのマシンもホイールは O・Z 一色だったよ!」と

とても嬉しい言葉を聞かされました (^^)

 

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実は ホイールには、性能の差があるんだと言う事実・・・

 

ご存知ない方もおられるんで、これからも「ホイールの性能差」と

言うものを 語り続けて行きたいと思います。

 

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バランス重視の17インチシャシーで造り込まれた RCM-497

KZ1000MK‐Ⅱ。

 

重厚感もさながら、意外に大事なのはベタですが、高級感・・・

 

RCMは常にそこを重要視しており、オーナー F・Yさんの好みが

かなりハイセンスだったので、とても気持ちが良かったです (^^)v

 

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マスターシリンダーは、もう殆ど全ての方達が ラジアルポンプを

リクエストして来ます。

 

ブレーキ&クラッチ 共に、Brembo製が圧倒的に多いんですが

普通の横置きマスターとホースワークが違うんで、なるべくなら

最初からこのラジアルポンプにしておく方が 結局後々良い・・・

そんな訳で 車両製作時から指定してくる方が とても多いんです。

 

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あわせてサンクチュアリーメカニックブランド製の、Brembo用

スモークリザーバータンクステーKITも 隠れた人気アイテム ♪

 

左右タンク位置がバランス良いのと 固定にしっかり感があるので

意外に「良い製品だな~」と 思いましたね。

 

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シートはもちろん おなじみ、デイトナさんがリリースしてくれてる

RCMコンセプトCOZYシート!

 

着座位置が幅狭なのと ウレタンの弾力性質が売りの、このシート。

形状は 中村自ら「これでお願いします!」と頼んだ、RCMらしい

スポーツバイク路線のスタイリングで、とても気に入ってます!

 

 

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それにしても MK‐Ⅱは、困りましたね~・・・ 

 

今も数台 MK‐ⅡのRCMを製作していますが、リーズナブルな

価格で提供できるベース車が もう残りわずかで、ご期待に応える

事が 出来なくなりつつあります・・・

 

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空冷Z系RCMの中で 最初に成り立たなくなるのは、間違いなく

このMK‐Ⅱなんだろうなと・・・

 

う~ん、20年も前には 予想もしなかった事ですよ~  (;^_^A

 

 

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ガソリン時代がカウントダウンに入った時代に、尚も強い存在感を

放つ Z系マシン達・・・

 

そんなZに手を加え、動性能水準を大きく引き上げたのが RCM!

 

時代の変わり目が近づいているのに、空冷2バルブ4気筒エンジン

通称「空冷4発」エンジンを搭載したマシンに魅了されてるんです

から、自分達って時代錯誤?  なんですかねぇ・・・(苦笑)

 

でも この「空冷4発」こそが Zの真の魅力なんだし、姿・形の似た

バイクに乗っても、このエンジンじゃないと 全然面白くない・・・

 

エンジンありき・・・          エンジンこそが個性・・・

 

本気で そう思ってます。

 

 

 

F・Y さ~んっ!

 

明日には配送の段取りしますんで、到着まで1週間から10日ほど

楽しみにお待ち下さいね~~~!!!

 

 

ゼッケン39 最後の挑戦 (その17)

前回より 引き続き。

 

 

ビッグバルブ化やポート研磨、またZX10Rのスロットルボディを

ダイレクトに取り付け出来る様 大掛かりな加工を施してある 最初の

シリンダーヘッドが使えない為、予備のノーマルシリンダーヘッドを

組んで走行をし続けて来たが・・・

 

ノーマルヘッドに潜んでいたクラックからオイルが滲み、走行終了。

 

悪い形で終わった 10月24日の走行であった・・・

 

 

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翌25日も連続で走行予定が組まれており、急遽戻って クラック部を

外側から補修。

 

補修部に盛り付けたケミカルの硬化時間が短かった為に 半信半疑で

火入れをしたが、ひとまず空吹かしでは 滲みなしだ・・・

 

 

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あけて翌日・・・

 

昨日とは打って変わり、どんより重い 曇り空の筑波サーキット。

 

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シリンダーヘッドは応急処置ではあるが、車体のセットアップを

継続しなければならない・・・

 

とにかく今は サスも姿勢も、何もかもが決まっていないのだから。

 

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この日はかつて1号機・2号機のライダーを務めた 初代ゼッケン39

上田隆仁主催の走行会で、当然の事ながら 面識のあるこの二人・・・

 

3号機のセットが 思う様に進んでいないと言う事を聞いた 上田が

好意から走行枠をキープしてくれていたのである。

 

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同じオリジナルフレームでも 2号機の時代は空冷マシンだけで

編成されたレースだったが、今はハーキュリーズマシンと混走での

レースとなり、皮肉にも ハーキュリーズにエントリーをしている

上田とも競う事になる・・・

 

空冷Zのエンジンで 水冷最速クラスのマシン達と戦う事が、如何に

厳しく困難な事かを 上田自身 一番よく知っているだけに、いささか

心配そうな面持ちであった。

 

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デビュー戦である事から、全く熟成できていないのは 否めないが

今の段階に来ても 車体の方向性が見えないでいる・・・

 

一つはリアタイヤの接地感で、如何に2本サスとは言え もう少し

リアタイヤをつぶして回りたいと言うのが 取り組んでいる課題だ。

 

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A16の1R9Sフレームは Zフレーム比較で、アームピボットが

10mm ローダウンされている。

 

180/55-17サイズのリアタイヤに合わせて 設計されており

それは理にかなったピボット位置なのだが、今回はリアタイヤを

200/55-17とした事から タイヤ直径が大きくなり、リアの

車高が若干上がる形になった為 アーム垂れ角を少なくして補正を

していた。

 

アーム垂れ角が弱くなれば、アンチスクワット性は抑制されるが

 

本来であればネガな要素となるアンチスクワット性が、ここでは

逆に欲しいとなり、もう少しだけアーム垂れ角を強くしたいと言う

見解に至ったのだが、リアの車高を上げずに垂れ角を強くするには

ピボット位置を上げねばならなかった・・・

 

急遽、アームピボット穴径をオーバーサイズに切削加工する事に。

 

 

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コンパクトサイズのフレームであれば ギリギリ固定できる加工機が

井上ボーリングさんにあった為、ピボット穴径を φ20からφ30に

左右精度を合わせてボーリング。

 

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工場の旋盤とフライス盤で削り出した、2段構造式の偏心タイプ

アタッチメント。

 

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ビシビシ寸法の高い精度で 軽圧入とし、10mmローダウンから

5mm上に戻す方向へ。

 

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ここに来て これだけ大掛かりな仕様変更を行っているのだから

熟成と言うよりも むしろ、まだ造っている感が強かった・・・

 

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時間が押し迫る中で これだけ大掛かりな作業を、しかも高い精度で

こなしているのだから、真サード世代達の疲労感はピークに・・・

 

だが、ここで立ち止まる訳には行かない。

 

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残された時間の中で どこまで出来るか・・・

 

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國川浩道は微塵も あきらめていないのだから。

 

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何度かホームストレートを通過したが、昨日の走行から引き続きで

まずクラッチは問題なし。上昇した出力をきちんと伝達できている。

 

問題はシリンダーヘッドのクラック補修部で、このピットにいる

誰しもが そこだけを気に掛けていた。

 

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昨日~今日に掛けての2日間で リアタイヤをつぶす為のセットが

試まれており、車体姿勢と前後サスの調整に照準をあてて コース

周回が進む中・・・

 

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あきらかに速度のアベレージが上がり出し、タイムが徐々にアップ。

 

だが、0秒フラットに近づいた その直後・・・

 

 

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10周ほど走った所で シリンダーヘッドからオイルが流れ出した。           

 

(ダメか!)と言う言葉が 全員の脳裏をよぎる・・・

 

 

 

最悪の展開であった。

 

 

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走行終了。

 

昨日同様、この日もまた 成果が得られず・・・ 

 

 

 

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レースウィークを目前に、現段階では前進の兆しなし・・・

 

國川は暫くの間、厳しい表情のまま立ちすくんでいた・・・

 

切迫感に包まれるピット。

 

 

 

後談となるが、國川をよく知る 江尻氏いわく

「國川と言う男は 常に現状を受け入れ、今自分がすべき事は何かを

考えている男なんです。 ただ腹を立てるのではなく、あくまでも

勝利を目指して どんな時でもあきらめない、そんな男なんです」と

語ってくれた・・・

 

 

 

 

もう一度・・・

 

一つひとつ 解決して行こう。

 

そして来週の走行と レースウィークの走行枠を、有効に使おう。

 

3歩進んだのに 4歩下がった様な感はあるが、我々も國川同様

あきらめる事なく・・・

 

強く 前に進むために。

 

 

ゼッケン39 最後の挑戦(その16)

レースはつくづく 厳しいものだと思う・・・

 

ましてやそれが 頂上クラスでの戦いとなると、過酷と言う言葉以外

何も思いつかない程だ。

 

 

これまでも数多の試練にさらされ、都度 折れる事なく立ち向かい

超えて来た サンクチュアリー本店レーシングのクルー達だが・・・

 

 

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今回のレースは、未だかつて経験した事ない 高いハードルに挑んで

いるのだと、痛烈に感じさせられた。

 

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走行毎に下ろされ、仕様変更を繰り返す エンジン。

 

誠太郎が車体に捕まっているから、おのずとエンジンは・・・

 

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中村自らが 組むしかなかった・・・

 

そりゃ大昔なら 毎日エンジンに囲まれ暮らすような生活だったが

今は社長業や接客がメインであって、よもやここまで レーサーの

エンジンに対峙するとは 予想もしなかった事なのだ。

 

しかも必要となるエンジンは、平凡で月並みなものではない・・・

 

正直 110馬力~120馬力の仕様であれば サンクチュアリー本店の

メカニック達も組めるが、それを超えるとなると誰しもが出来ると

言う訳ではないから、自分がやるしかなかったと言う経緯である。

 

 

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シャシーダイナモが設備されていなかったら 本物のセッティングは

出来かっただろうと、今更ながら痛感させられている・・・

 

もはや空燃比計測なしでセッティングをする事自体 どうなのかなと

そう思わされるほど、今までのセッティング行為を覆したのだ。

 

練習走行を明日に控え、閉店間際に ようやくここまで辿り着いたが

 

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点火時期と燃調を少し変更してあげると、環境補正なしの設定で

最高出力 143.18馬力、最大トルク 11.89まで数値は上昇。

 

もう少し時間をかけてセットを進めれば、もうあと1~2馬力は

間違いなく載る感じですよと 誠太郎は語るが・・・

 

145馬力でも、まだ足りないのだ。

 

ここに数馬力を上乗せしても、水冷最速 ハーキュリーズクラスの

190馬力オーバーマシン群を始め、同じスーパーモンスターエヴォ

クラスの 1990年代生産空冷マシンにもストレートで離されるから

極めて・・・

 

 

極めて厳しい状況だ。

 

 

 

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迎えた朝の 筑波サーキット・・・

 

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ここまで4回に渡り 走行をして来たが、まだ一回とて纏まって

おらず、全開走行が出来ないイラ立ちを抑えて臨む、國川浩道。

 

 

今日から明日にかけて、連続で2日間 走行予定が組まれている事

からも、このままではセットが終わらぬまま10日の決勝を迎えて

しまうと言う 追い込まれた状況を物語っていた。

 

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例えレースでも排気音量値は105デシベルと、レギュレーションで

設定されており 前回までのヴァリアントサイレンサーで測定すると

106デシベルと 若干だが音量オーバーしていた為、今回から手堅く

105デシベルまでで収まるサイレンサーをチョイスしていた・・・

 

もちろん この抜けの悪さも、パワーに大きく影響する要素である。

 

 

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走り出してすぐに ピットイン?

 

何か いつものテーマとは違うピットインの様に感じたが・・・

 

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どうやらクラッチが滑っている様だ。

 

クラッチ自体が消耗してる訳ではないから クラッチスプリングを

ハードなものに変えて対処するしかないが、ここまでクラッチが

滑るとは思ってもおらず、別のスプリングを持って来ていない。

 

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たまたま隣のピットにいた ブルーサンダースの代表 岩野君が

「中古でよければ」と、予備に持っていたと言うスプリングを

快く貸してくれる・・・

 

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かつてはお互い 空冷最速クラスで熾烈な戦いを演じた者同士だが

今は同じ空冷Zを愛し、空冷Zを まだあきらめていない者同士・・・

 

ちょっとした事だが、本当にありがたいと感じた。

 

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実は オリジナルのスリッパークラッチKITを構想していた事から

Z系のリビルドハウジング+ロックアップ機構の組み合わせでは

なく、J/R系のクラッチASSYに変更していた・・・

だが クラッチカバーだけは ロックアップ対応のものを使用して

いたから、スプリングは容易に交換ができる。

 

早速 スプリングを変えて、コースイン。

 

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ところが、まだ滑る。

 

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致し方なく 近くのホームセンターでワッシャーを購入し、それを

スプリングリテーナーの下に2枚重ねで入れ クラッチスプリングが

線間密着するギリギリの所まで セット荷重をかける方法に・・・

 

 

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クラッチの滑りがようやく止まり 快調に走り出したが、続いて

追い打ちをかけるかの如く、第二の問題が浮上してしまった。

 

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ここまでずっと どこか不安視していた現在のシリンダーヘッドに

とうとう問題が出始めてしまったのだ・・・

 

 

 

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ネットオークションで同時に購入した 2つのシリンダーヘッド。

 

最初に製作した1個目のシリンダーヘッドが 特別な仕様ながらも

プラグ穴のヘリサート不良がどうしても直せず、やむ無く2個目の

ノーマルシリンダーヘッドで ずっと走り続けて来た・・・

 

その2個目のヘッドも 最近になり、やっとツインプラグ加工だけ施す

事ができて、いずれはより馬力が見込める1個目のシリンダーヘッドに

戻す事を前提として、この2個目を だましだまし使っていたのだ。

 

ではなぜ この2個目のシリンダーヘッドを通しで使わず、何ゆえ

最初のヘッドに戻さねばならないのか・・・

 

それは

 

 

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画像中央付近、カムプラグ部 ネジ穴から走るのが見てとれる・・・

 

2個目のシリンダーヘッドにもクラックが入っていたから、これを

決勝の仕様にとは さすがに行かない。

 

外から補修して ここまで問題なく走れて来たのだが・・・

 

 

 

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この日の練習走行でついに 患部からオイル滲みを起こし出した

もう一つの爆弾・・・

 

今から急いで戻り、ヘッドのクラック修正を試まねば・・・

 

 

エンジンだけではない。

車体のセットアップが予想を大きく超えて 遅れているから、明日は

何としても走りたいのだ。

 

 

だが 翌日の走行で ついにとどめを刺される事になるとは・・・

この段階では まだ予想もしていなかった。

 

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(最終回)

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング 最終回です。

 

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今年で最後となる、この 淡路島バイクフェスタ・・・

 

毎回 思うんですが、ホントに規模が大きいと感じさせられます。

 

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この日は茂木で、世界選手権 Moto‐GP 日本グランプリも開催されて

おりまして、O・Zレーシングホイールのエージェントたる 自分達

NOBLESTが 「こっちに来ていていいのか?」 と、思わされる

節もありましたが、この淡路島のイベントは 関西圏のRCMオーナー

達に会えるチャンスでもあり、意外に重要なイベントなんです。

 

Moto‐GPは世界選手権だから、自分達の出る幕 ないしね  (^ ^;)

 

 

 

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ツーリング組み ROCメンバー達は、初めて会ったにも関わらず

意気投合して テントブース内でおしゃべりタイム ♪

 

そうこうしてたら・・・

 

 

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各ショップ この日のデモ車を 走らせてステージ前まで走って行き

会場の人達に説明する【ライドオンマシン】の時間が来ましたっ!

 

 

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中村は我が愛機 A16R‐001を 久々持ち出し、ロサンゼルス

から戻って来た もう一台のデモ車 A16R‐004は、吾希人が

乗ってステージ前へ!

 

 

ちなみに、ステージ前まで走ってと言っても・・・

 

 

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ちょろちょろ~

 

かなり、短区間・・・  (-ω-)/

 

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やたらと眩しく ジリジリ来る太陽光に耐えて、RCMをテーマに

した話が続きました。

 

そして

 

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午後1時30分・・・

 

RCMオーナーズクラブROC、お決まりの集合写真撮影!

 

そしてそろそろ バイクフェスタも終わりが近づきつつあります。

 

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イベント終了時間になり やっと、月刊ヘリテイジ&レジェンズ誌

月岡編集長と お会い出来ました!

 

聞けば何でも、この日来場した方々の マシン撮影会をやっており

朝から今まで ず~~~~~・・・っと、付きっ切りだったとの事。

 

お互い 疲れ切っていて言葉も少なく

 

・・・・・・・・・・・・ 。    (;^_^A

 

 

月刊ヘリテイジ&レジェンズは、毎月27日 全国書店発売ですっ!

 

 

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撤収時間がやって参りました。

 

ここはテキパキ行かないと、帰宅時間が 恐ろしい事になるんで

早い 早い (苦笑)

 

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モリタ君! そしてコウガ軍の皆さん、ありがとう!

 

また来年会えるかわかりませんが、これからもよろしくです!

 

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結局 夕方4時近くになってしまいましたが、パーキングに寄って

お土産買って 帰りたいと思います ♪

 

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さらば淡路島

 

そして毎回 必ず思う事・・・

 

1 普段会えない RCMオーナー達と会えるのは、とても嬉しい!

2 沢山の業者さん達と顔合せして話せるのは、とても素晴らしい!

3 夕方の明石海峡大橋を渡る この、どうしよう感・・・ ( ̄▽ ̄)

 

 

それでも 来年からはここに来る事も そう無いかと思うと、何だか

少し さみしい気もします。

 

でも、RCMオーナーズクラブ ROCの 関西圏での活動は、いずれ

姿・形を変えて また開催したいと思いますんで、西日本方面在住の

RCMオーナーの皆さん! その時は是非、よろしくお願いしますね!

 

 

さぁ!     帰るぞ~!!!

 

 

【終わり】

 

 

近日中にホームページのROCバナー内にて 淡路島のレポートが

アップされますので、ご興味ある方は是非 そちらも見て下さいね!

 

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(その3)

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(その3)です!

 

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おなじみ KZRCの Sさん&Aさんが、遊びに来てくれました!

 

同じKZRCのメンバーで RCM-352 Z‐1の K・Mさんも

朝一で遊びに来てくれたんですが、朝一のドタバタしている時で

画像撮るの 忘れてしまいましたわ・・・ ( ̄▽ ̄;)

 

KZRCの皆さん!

ささやかな応援ですが 来年もまた協賛させて頂きますので、今後も

がんばって盛り上がって下さいね!

 

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そうこうしてたら、ツーリング組が戻って来ました!

 

ROC関西 淡路島半周ツーリングも、無事終了した様ですね。

 

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RCM-228 Z1‐Rの、A・Mさん!

 

遠く岩手県から参加してくれました、超~ 強者ですっ!

 

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RCM-085 カタナ、そして RCM-278 CB1100Rと

RCM2台持ちオーナーの、N・Tさん!

 

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RCM-283 Z‐1の、K・Nさん!

 

ROCイベント初参加の K・Nさんと、お揃いなのが・・・

 

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K・Nさんが 中村専用にと作ってくれた、このROCジッポ!

ちゃんとRCMシリアルナンバー入りで 愛煙家限定です! (^^ゞ

 

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RCM-002 カタナのオーナーで、AC・SANCTUARYの

名付け親でもあり、自分とはかれこれ30年来の友人である 菊池も

久々 顔を出しました!

 

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そしてツーリングには参加出来ませんでしたが、RCM-457

Z‐1の T・Nさんも、お初にて顔合せ!

 

いつかまた機会ありましたら その時は是非! ご参加下さいね~!

 

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ブース内では、持って来たROCグッズを見つけて ガサゴソ・・・

 

いくつになっても共通グッズには、弱いもんなんすね~  (^ ^;)

 

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時間もお昼頃になり、各ブース紹介のインタビュータイムに!

 

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気さくな質問や 紹介の仕方で、なかなか楽しかったですね!

 

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カタログ配布チームも この通り、きちんと紹介してくれました ♪

 

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それでも配るのは 自力で・・・(苦笑)

 

エイジが奮闘苦戦している姿を見て、N・Tさんの お姉さんが

手伝ってくれると、急に売れ行き好調に・・・

 

女子力、 お見事です   (;^_^Aカンプク

 

 

(その4)に続く

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(その2)

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(その2)です

 

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ROC関東メンバー達は 皆この後、予定している集合地点へと

向かいます。

 

人員が減り、残された中村や石田を見て 不憫に思ったのか・・・

 

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見かねたコウガ軍が、カタログ詰めを 手つだってくれました!

 

森田君を始め 皆さん、本当にありがとう~! (^^)/

 

 

その頃 RCMオーナーズクラブ ROCはと言うと・・・

 

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台数こそ いつもほど集まらなかったにせよ、いよいよROC初の

関西ツーリングが、ここ淡路島で実現します!

 

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ロケーション良いワインディングを、ちどり走行でランデブー!

 

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RCM-085 カタナ!

 

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RCM-228 Z1‐R!

 

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RCM-283 Z‐1!

 

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RCM-471 Z1‐R!

 

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わずか3時間ほどの ツーリング企画で、少ない台数でしたが

それでもこうして集まってくれる RCMオーナーがいた事・・・

とても嬉しく思います! (>_<)

 

「たとえ台数が少なかろうとも 集まってくれる人達がいる以上

ROCツーリングは決行します!」 とは、田中吾希人の談・・・

 

確かに・・・

 

この日は記念すべき、関西初のROCツーリング ですからね!!

 

 

 

一方・・・

 

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こちらは バイクフェスタ会場!

 

ゲートオープンと同時に 来場者がドッと入ってきて、たちまち

にぎわい出します!

 

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早速 スピードショップイトウ勢が、遊びに来てくれました!

 

代表のアキオには 空冷Zエンジンのチューニングでアドバイスを

貰い、最終走者であるZレーサー3号機にも それらのノウハウは

フィードバックされていますよっ!

 

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そんなアキオが カメラを向けると・・・

 

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この男も 負けじと

前日まで風邪こじらせて 熱出してたとは思えない、見事なシフト!

 

えらい・・・

 

えらいぞ 立入

 

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早々 御大将の正本社長が、わざわざご挨拶に来てくれましたっ!

 

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同じ淡路島内に新オープンした、モトデザインオクムラの代表

奥村君も登場!

 

お店が洲本市にあるとの事なので、ご興味のある方は 是非!

遊びに行ってみて下さいね!

 

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マーベラスエンジニアリング代表の 折目さんです!

 

実は マーベラスさんには、あのイタリア Allegri(アレーグリ)

ブレーキホースの鉸め機 フィッティングクランパーがあるんで

オリジナルで取り廻したブレーキホースを ご用命の方は 是非!

ご相談されてみて下さいね!

(ちなみに スピードショップイトウにもあります ♪)

 

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アメリカンドリーム代表 松田さん!

 

最近アメドリカウルを装備したRCM Z‐1を 2台製作してます!

しかもその内の一台は クロアチアに輸出された、RCM-461!

 

松田さん、持って来たZ用オイルポンプKITの試作品に、とても

興味を持ってくれました。

何とか12月にはリリースしますんで、もう少しお待ち下さいね!

 

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そしてこちらは アニーズ代表 寺田さんです!

 

後ろにズラリ並ぶ、アニーズ製 オリジナル鍛造ピストン達・・・

 

ヴォスナーピストンの改良品が なかなか出来上がらず、困っていた

矢先、スピードショップイトウのアキオから「これがいいよ!」と

教えて貰ったのが、このアニーズ製 ZEP1100用ピストンでした。

 

Zレーサー3号機は 加工したアニーズ製の ZEP1100用ピストンを

現在組み込んでおり、11月10日のTOT決勝に臨みます。

 

 

いけね~     宮市さんとの画像 撮るの、忘れた~・・・ ( ̄▽ ̄;)

 

 

こういう機会がないと 皆さんと中々会えないから、このイベント

今年で終わりとは ホントにさみしい限りですわ。

 

 

(その3)に続く

2019年 淡路島バイクフェスタ & ROCツーリング(その1)

こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

20日の夜に関東へ とんぼ返りし、帰宅したのは夜中2時すぎ・・・

 

翌日出勤して すぐにZレーサー3号機のエンジン作業に集中してたら

ブログを更新する事が出来ず、本日の定休日に ようやく(その1)を

書き始めております。

 

11月10日のテイストオブツクバまで 時間も押して来てますから

今回 だ~いぶ淡白な内容で はしょる事、どうかお許しを  <(_ _)>

 

 

 

 

さて、本題に入ります。

 

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今年で最後の開催となる 淡路島バイクフェスタに参加するべく

いつもの如く東名高速を、西へ西へと ひた走り。

 

渋滞が予想されていただけに、いつもより早い時間帯から移動を

開始して 順調に進みました。

 

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今回はバイクフェスタへの参加だけでなく、関西方面では初の

試みとなる RCMオーナーズクラブROCの淡路島ツーリングを

併催する事になっており、ハイエース3台体制にて臨んでます。

 

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途中 どしゃぶりに会って

「うわ~~~っ!」  とか  「ひゃ~~っ!」 とか、騒ぎながら

ひたすら西へ・・・ (^▽^;)

 

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画像を全部載せてると 一向に進まないので、相当はしょりまして

 

夕方の明石海峡大橋!             いざ 淡路島です!

 

 

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ホテルにチェックインし、近所のお寿司屋さんで 「乾杯!」

 

したんですが・・・

 

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お寿司屋さんが予算オーバーのお店だった為、別のお店で再度

仕切り直しました  (^^ゞ

 

左からROC関東ブロックリーダーの エイジ、サワチ、吾希人

そして製品業務部の石田で、延べ5名編成にて明日のイベントに

臨みます。

 

 

 

そして 翌朝・・・

 

 

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飲みすぎた事を後悔し、朝の5時 トボトボ歩き出します。

 

いや~~~

 

体調 悪いな~~~・・・ (;一_一)

 

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それでも淡路島の海沿いは とても気持ち良いロードでした ♪

 

なんか・・・

願わくば 慌ただしくない日程で、来てみたいもんですねぇ~

 

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買い出しの為、途中のコンビニによると・・・

 

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何と!     お隣はイベント開催者の PMCさんっ! Σ(゚Д゚)

 

始めて来ましたよ PMCさん・・・(苦笑)

 

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いつもの会場、明石海峡公園に到着!

 

今日は晴天に恵まれそうですっ!

 

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サクサク 行きましょう!    もう 手慣れたもんでしょうから

 

すると・・・

 

 

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隣のブースにいた サンクチュアリーコウガ店の代表 立入が登場!

 

今日も一生懸命 変顔作りをする気、満々なのが見えますな・・・

 

えらいぞ 立入・・・

 

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あらかたテントブースを設置した後 3名のブロックリーダー達は

自分のマシンを準備・・・

 

右から RCM-000 Ninja、RCM-003 ZEP750

RCM-121 Z‐1で、これより集合地点へと向かいます!

 

 

(その2)に続く

 

19日と20日の お知らせ

= お知らせ =

 

明後日20日に開催される淡路島バイクフェスタに ブース出展を

しておりますので、私中村と石田は 19日から20日に掛けての

二日間 不在となります。

 

21日は午後より出勤致しますので、ご迷惑をお掛け致しますが

よろしくお願い致します。

 

 

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自分の愛猫〝ジャガーさん” は、ぐっすり寝てました。

 

性格はとにかく わがままで、マイペース・・・

 

泊りで留守にすると 機嫌が悪くなるので、心配です・・・ (;^ ^A

RCM-493 KZ1000MK‐Ⅱです!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

少し前に完成して、近日納車となる予定の 新しいZ系RCMを

ご紹介しましょう・・・

 

 

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RCM-493 KZ1000MK‐Ⅱです。

 

〇Xさんからオーダーを頂きました、このRCM-493・・・

実はある明確なコンセプトを持って 製作された一台なんです。

 

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そのコンセプトとは、とにかくコストパフォーマンスとバランスを

重視して製作する事!

 

現在数が激減して、ますます入手が難しくなる一方の 空冷Z系車両

ですが、中でもMK‐Ⅱは 最も厳しい傾向の機種・・・

 

ベース車両の程度が悪くなってるのに 価格は高くなると言う現象が

ずっと続いており、今までよりも どうしても高額化してしまうのが

今からMK‐Ⅱを手に入れようとしてる方達にとっての 最大の難関。

 

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そこで 前後ホイールとフロントフォークを、XJR1200の

純正流用とし、一部に良品の中古パーツも織り交ぜて コストを

考慮しながらシャシーを構築しました。

 

ちなみにこの XJR1200のフロントフォ-ク、10年以上も

昔は Z系RCMでよく使用していたんです。

Zでの使用ではバネレートが若干低いものの フォークレングスが

800mmあるため、寸法的には非常に相性良いものなんです ♪

 

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リアホイールも もちろん、XJR1200純正流用・・・

でもスイングアームだけは SCULPTURE製に拘りました。

 

XJR1200の純正スイングアームは、これまた昔 よく使って

いたんですけど、540mmもあるアーム長は Z系には長すぎて

相性 かなり悪し! (;一_一)

 

17インチホイール化したZだと ノーマルアーム500mmより

ほんの少し長い SCULPTURE製の525mmが 最も相性の

良い長さで その車体バランスの違いは歴然ですから、今ではもう

全く XJR1200のスイングアームを使わなくなったんです。

 

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純正流用でも 相性の良いもの、そうでないものを きちんと見極めて

構築してあげれば、良いシャシーが造れる・・・

 

SCULPTURE製スイングアームと ステアリングステムだけは

どうしても必要でしたが、それ以外のパーツは ほぼXJR1200

純正流用で、バランスの良い仕上がりになっています (^^)v

 

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エンジンだけは 流用と言う訳に行きません・・・

 

ここはキッチリ精密内燃機加工 全メニューを施し、RCMとして

しっかりフルオーバーホールを行っております。

 

他にも重要となるフレーム、電気系など、きちんと作業しておかねば

ならないセクションは変わらず、いつものRCMメニューそのもので

造り込みました。

 

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この先 空冷Z系車両は、いよいよ入手できなくなるでしょうから

今はとにかく 車両を手に入れておく事が大事・・・

 

でも 車両を手に入れたとは言え、やたら具合が悪かったりしたら

そこからず~っと 修理や仕様変更の繰り返しになって、かえって

時間と予算を必要とする事になりかねない・・・

 

だから必要とする要素や部分を ベストコンディションにしておく

完成度に重点をおいた仕様のRCMと言う訳なんです!

 

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いつもと違う? モリワキ製モナカマフラーは、オーナー〇Xさんが

持っていたもの・・・

 

きちんとお伝えさせて頂きますが、通常RCM製作の場合 持ち込み

パーツは丁重にお断りをさせて頂いております  <(_ _)>

でも今回は特例で、工賃を割り増しとさせて頂き 取り付けました。

 

こんな感じに、時には柔軟に対応させて頂く事もあるんです。

 

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ペイントは なかなか画像ではわかりずらいもの・・・

これも〇Xさんからリクエストを頂いた カラーリングでした!

 

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シートには デイトナ製、RCMコンセプトCOZYシートを

奢っております!

ウレタン品質の良さもさながら、幅狭タイプの足付き性が嬉しい ♪

 

ちなみにこちらのシート、サンクチュアリーの製品ではありません。

欲しい方はデイトナさんに お問い合わせ下さいね  (^_-)-☆

 

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マスターシリンダーだけは Brembo製ラジアルに出来ず・・ (^^;)

 

でも 状態の良い車両を手に入れさえすれば、いずれこの先 パーツ

交換して行けるチャンスは来ますから、焦らず 慌てずにですね!

 

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RCM-493 KZ1000MK‐Ⅱ・・・

 

現在は恒例ロードテストも終わり、いよいよ納車と言う段階にまで

来ていましたが、ペイントの一部に わずかながら変色が見えた為

それをきちんと補修してから お渡しする事になりました・・・

 

11月には無事、〇Xさん元にお届け出来ている事でしょう (^^♪

 

〇Xさ~ん!

 

もう少しだけ、お待ち下さいね~~~っ!!!

 

 

 

= お知らせ =

 

20日(日)に開催される 「淡路島バイクフェスタ」出展の為

私中村と石田は、19日(土)からの二日間 不在となります。

ご不便・ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。

 

ゼッケン39 最後の挑戦 (その15)

ゼッケン39 最後の挑戦(その15)

 

タイトルにある 最後の挑戦・・・

 

時々だが「これが最後のレースなんですか?」と 聞かれる事がある。

 

 

「最後の挑戦」と 決めて臨んだレースだから、これを最後にと言う

想いは本当であり、2002年から始まった サンクチュアリー本店

歴代 Zレーサー 1号機 → 2号機 → New1号機の 空冷Zにおける

一連の活動に終止符を打つべき Zレーサー3号機が 空冷Zレーサー

最終走者である事に間違いはない。

 

 

空冷Zでのレースと言う点においてであるから 「じゃあ いつの日か

水冷マシンでやるんですか?」 と言う問いに対しても、現時点では

白紙と言うのが本音。

 

 

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今は 空冷Zと言うキ-ワードに、全てがある事は確かである。

 

 

 

普段のブログで 相変わらずZ系RCMの問い合わせが切れない、と

お伝えしてますが、実際今年の1月から9月だけでも 20台以上の

Z系RCMオーダーが入っており、その半数の方が50歳以上・・・

 

皆さん何故か 口を揃えた様に語る

「10年経てば60歳すぎだし、その頃さすがに元気に乗れるか

自信がないから、今の内にやりたい事を実現するんだ」 と・・・

 

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そんな言葉を耳にしすぎた訳ではないが、空冷Zでのレースは

これが最後なんだろうな・・・       と、感じていた。

 

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時代背景を考えたなら、当然の事ながら ガソリンエンジンでの

レース自体が、今よりもっと衰退して行くだろうし・・・

 

近い将来、否応にも避ける事ができない そんな時代を直前に迎えて

これで やリ残した事はない・・・           後悔もないと。

 

そんな想いを込めて名付けた、最後の挑戦と言うタイトルでした。

 

 

 

 

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國川浩道とは、数年前に一度会った事がある・・・

 

イタリア O・Zレーシングホイールの総輸入元と言う立ち位置から

鈴鹿8時間耐久レースに絡んで、確か7~8年前に サポートしてる

某チームのライダーとしていたのを よく覚えていた。

 

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実は彼 本来のゼッケンナンバーは〝92” なのだが・・・

 

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サンクチュアリー本店レーシングチームで走る事が決まってからは

伝統のゼッケン〝39” をつけて走る事を、快く承諾してくれた。 

 

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そんな好青年である 國川浩道をライダーに迎え、延べ3度目となる

今回の練習走行で初めて 彼の焦燥感が表に出て来た。

 

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イラついたかの如く 軽く火がついた様な印象で、最後の走行を

迎えた時、残された時間がない緊迫した状況に ついに隠していた

資質を見せている・・・

 

溢れんばかりの闘志を隠しているのが よくわかる乗り手なだけに

紳士に振る舞う好青年な彼ではなく、もう一つの彼の姿・・・

ベタな言い回しだが、野獣の様な彼本来の闘志を ほんの少しだけ

垣間見れたのだ。

 

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むき出しの闘志

 

國川のそんな姿を目の当たりにし、まるで子供が楽しみにしていた

格闘技のタイトルマッチを見るかの如く、胸が高まってしまった。

 

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いかん、いかん

 

彼の闘志に火をつけた原因が、そもそもレーサーのセットアップに

予想以上の遅れが出ている事なのだから、ここは喜んで良い所では

ないと すぐに反省。

 

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この日はやっとサスまで辿り着けたのだから、成果もあったが・・・

 

未だ発展途上が続いている事に変わりはなく、至って厳しい状況に

希望的な進展は見えない。

 

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何と言ってもエンジンを 計画していた仕様に持って行きたいのだが

これが予想以上に険しい道のりで・・・

 

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スペアのノーマルシリンダーヘッドから脱却できないジレンマに

腹立たしさを感じていた。

 

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車体のセットを進めなければならないから、攻めのセッティングに

持って行きたいのだが・・・

ツインプラグ化していない フルノーマルのシリンダーヘッドが故に

点火時期はこれでもかとばかり遅らせ、加えて燃調も空燃比ベースで

相当濃い状態にしてあるから、臨んだパワーには ほど遠かった。

 

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PAMSの竹部さんも、居ても経ってもいられなかったのか

わざわざ時間を作ってまで アドバイスに駆けつけてくれる・・・

 

貴重な時間をさいて応援してくれる姿勢に、感謝の言葉もない。

 

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様々な角度から検証したマップを、更に実走行で磨く・・・

 

メカニックの考えにライダーの感性が加わって 徐々に仕上がって

行くのだが、気がかりなのは ここまで時間と尽力を費やしても

結局今はノーマルシリンダーヘッドでの燃調だから 最後にはまた

大きく変わってしまうのではないかと言う、虚しさがあった。

 

 

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よもやこの時点で、未だパワーユニットが決まっていないとは・・・

 

 

混走レースなのだから、水冷最速クラス ハーキュリーズマシンとの

勝負を意識する事はないのでは・・・ とも言われたが、見ている者に

とっては一緒に走っているのだから 空冷と水冷の 隔たりはないはず。

 

同じレースとして 見ているのだろうから。

 

 

 

 

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だが そんな矢先、本番用のシリンダーヘッドに絶望する。

 

 

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どこか 焦っているのだろう・・・

 

 

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ダメだ・・・          一つ止めても、また一つ 出て来る。

 

 

このヘッドへの執着を 捨てよう・・・

 

 

11月10の決勝まで25日程しかないが、新たに3個目のシリンダー

ヘッドを 今からでも用意すべきと判断。

 

それが間に合うかは、わからない。

 

 

 

お知らせ

こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

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大型の台風19号が 近づいて来ました・・・

 

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本日、休日ローテーションの者は 普通に休みを取っておりますが

出勤予定だった者は 一度集まり、遅ればせながら被害に備えての

準備を致しました。

 

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ショールームは一応 強化ガラスなんですが、念の為テーピング。

 

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みんなが利用する 休憩室もOK!

 

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エンジン作業室は 隙間からの水の侵入を防ぐべく、養生を・・・

 

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会議室、研磨室、大型倉庫と 全て完了!

 

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表の駐輪屋根も、タイダウンで補強しました。

 

「そなえあれば、憂いなし」

 

って、当日かいっ! Σ( ̄□ ̄|||)       と言う 感じですが (苦笑)

 

 

 

台風の影響が 夕方から酷くなりそうなので、誠に勝手ながら

本日はお昼で 営業を終了させて頂きます。

 

明日13日(日)は 通常通りの営業ですが、夕方5時にて閉店と

なります。

 

ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します  <(_ _)>

 

サンクチュアリー本店  (株)ノーブレスト  代表 中村 博行

本店の近況報告! Z系RCM 続々編!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

この夏秋にかけて 新規にオーダー頂いたRCMが何台もあるんですが

その殆ど・・・     いや、全部かな!      空冷Z系なんです (;^_^A

 

一台一台きっちりお見せするつもりなんですが、ど~にも最近 ブログ

更新するのに毎日必死でして(苦笑) とりあえず画像は少な目ですが

まとめてご紹介しておきたいと思います。

 

 

トップバッターは

 

秦野市 H・A 506 MK-Ⅱ  (2).JPG

こちらは 秦野市在住 H・Aさんの、RCMー506 MK‐Ⅱ!

既にパウダーコーティングされたフレームに シリアルナンバーが

取り付けされております。

 

秦野市 H・A 506 MK-Ⅱ  (1).JPG

実はH・Aさんの お父さん、同じRCM乗りで シリアルナンバー

RCM-295 Z‐1のオーナーで、この506が納車になったら

親子RCMでランデブーランされるとの事!

 

年内納車目指してますから、もうしばらく お待ち下さいね! (^^)v

 

 

 

続いては

 

愛媛県 Y・I 510 Z1-R  (2).JPG

フレーム修正担当、LEGO神戸の樋口君が持って来てくれたのは

愛媛県在住 Y・I さんの、RCMー510 Z1‐Rのフレーム!

 

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Z系RCMでは 基本、全てフレームのレーザー測定とストレッチを

行った上で フレームに加工を施しております。

補強をしてしまった後では 上手く修正が出来なくなってしまうので

最初に施しておくのが重要と言う訳なんですね。

 

Y・Iさ~ん!

フレーム修正 終わりましたんで、これからスタート致しますよ~っ!

 

 

 

引き続き 3番手に・・・

 

新潟県 K・T 511 MK-Ⅱ  (1).JPG

RCM-510のフレーム納品と入れ替えで、新潟県 K・Tさんの

RCM-511 MK‐Ⅱフレームを 持って行って貰う事に!

 

新潟県 K・T 511 MK-Ⅱ  (2).JPG

新潟県在住と言う事から、納車時期は来年の春を予定している

やや長期の製作コース!

 

フレームが測定&修正から戻って来るのが 10月後半になると

思いますので、そこから11月から3月までの約5ヵ月間・・・

 

お付き合いの程、よろしくお願い致します  <(_ _)>

 

 

 

そして 更にもう一台・・・

 

大阪府 M・O 543 MK-Ⅱ  (2).JPG

大阪府在住 M・Oさんの RCM-543 MK‐Ⅱのフレームも

一緒に積んで貰い、測定&修正へと旅だつ事に・・・

 

大阪府 M・O 543 MK-Ⅱ  (1).JPG

このRCM-543は、来年2月の納車を目指して段取り中・・・

 

オーナーの M・Oさんは、たぶん今も 車体の仕様や色で悩んで

おられる事かと思います (^▽^;)

 

M・Oさ~んっ!

 

11月になりましたら フレーム加工&エンジンの最初の工程を

スタートしますんで、よろしくお願いしますね~!!

 

 

 

5番手は・・・

 

横浜市 K・T 550 MK-Ⅱ  (1).JPG

既にフレーム補強が完了した、このフレーム・・・

横浜市在住 K・Tさんの、RCM-550 MK‐Ⅱです!

 

このRCM-550は完成しましたら、ヨコハマヤマト店にて代行

納車する事が決まっており、完成目標は今年の12月。

 

横浜市 K・T 550 MK-Ⅱ  (2).JPG

レイダウン加工を終え、現在はパウダーコーティング工程へと

行っておりますから、今月後半から車体の立ち上げがスタート

する事でしょう ♪

 

K・Tさ~ん!

また進展ありましたら 時々 ご紹介して行きますね~っ! (^^)/

 

 

 

最後に・・・

 

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神奈川県在住 K・Kさん!

 

RCM-519 Z1の件での ご来店、お待ちしております!

ゼッケン39 最後の挑戦 (その14)

出来上がったばかりの カスタムバイクは、何もその直後から完璧な

走りを見せる訳ではない。

 

如何に優れた世界最高峰メーカーのパーツで組み上げられていたと

しても、セットアップなくして その性能は発揮する事がないだろう。

 

最後の仕上げ工程があって始めて、我々の仕事はコンプリートする

ものだと 常々捉えている。

 

故にレースとカスタムは、基本的には同じであり 密接なのだと・・・

切り離せない関係であると言えるのだ。

 

 

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國川浩道は この日もセットに徹していた。

 

コーナーからコーナーへ、一つひとつを 丹念に確認しながら

手の加え方をイメージして行く・・・

 

その走りは、タイムを伸ばす行為に移行して行きたい気持ちを

抑えるが如くであった。

 

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彼の姿勢、このストイックさには 毎回学ばされるものがあるし

マシンとはこうして開発されて行くのだろうと、わずかながらに

実感すら憶えさせられる。

 

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11月10日の決勝デビューまで 残す所あと一ヵ月余りと迫った

ある日の走行で、ほんの少しずつではあるが セットは進み出した。

 

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練習走行スケジュールのスパンが 徐々に狭まって来ているから

真サード世代のメカニック達は いよいよ時間に追われるばかり。

 

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現場での迅速かつ、正確な作業の遂行は言うに及ばず・・・

 

走行が終わり成果を持って戻れば、セットが進んだ分だけ皮肉にも

開発や対策と言った 新しいテーマに即、取り掛からねばならない。

 

 

 

 

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ファイナルを決める為には トランスミッションの各ギヤ変速比も

マッチングしている必要があり、むしろ そこが決まってなければ

前には進めない段階になった。

 

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Z系ノーマルミッションと、Z1000J/R系ミッションに加え

サンクチュアリーコウガから取り寄せた 6速クロスミッションの

各変速比を比較する・・・

 

Z系ノーマルミッションの変速比より 他の2種の方が良い数値を

示しており、また 今まで使用していたZ系ノーマルミッションが

Zレーサー1号機の使い回しだった事から 消耗も著しかった為

交換する事になる。

 

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今回採用したのは、6速クロス。

 

今までストリートでは使って来たが、レースで本格的に使用するのは

これが初めての事だ。

 

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「レースでは通常、ストリートでの10倍 負荷がかかるんです」

國川浩道が語った あの言葉が脳裏をよぎった・・・

 

ストリートのZなら問題がなくとも、レースでハイレベルな走行を

した途端 トラブルが出るなんて事は、よくある話である。

 

だがこのEVOシステム、よくよく検証するとミッションカバーの

強度・剛性が高く、ミッションが配置されるクランクケース周辺の

ホールド剛性が相当上がっていそうで、そこは良い構造だと感じた。

 

いずれにしても この6速クロスEVOシステムの使用結果は、後で

サンクチュアリーコウガの立入に 是非とも報告してやりたいと思う。

 

 

 

 

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以前から開発を進めていた製品の モデリングが送られて来た・・・

 

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140度超えと言う油温上昇に 決定的な効果を発揮するであろう

待望の製品が、Zレーサー3号機のセットアップと時を同じくして

進行していたのである。

 

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かつて New1号機時代・・・

YRPレーシング製オイルポンプは あきらかに高性能であった。

 

今使用しているオイルポンプは なぜか油圧計での測定値が低く

常に一抹の不安を抱えていたが、この製品の投入で 状況は大きく

改善されるだろう。

 

故YRPレーシングY氏と ご遺族の方から、正式にパテント使用の

承諾を頂けたのには、ひとえに オオノスピード代表の大野さんから

K・Mさんをご紹介頂き、そこから進展できたものである・・・ 

 

関係した皆様には この場をお借りし、改めて感謝の意を伝えたい。

本当にありがとうございました。

 

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開発にあたっては誠太郎はもちろん、アルカディア代表 高野氏の

プロジェクト参加が不可欠で、この日も打ち合わせに余念がない。

 

この製品に関しては いずれ、きちんとご紹介したいと思います。

 

 

 

 

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腰上の仕様も、徐々にリメイクが施されていた・・・

 

燃調マップをセッティングするにしても、エンジンスペックが

決まってないと、毎回大きく調整を行わなければならないから

少しでも本番仕様の内容にと 走る度に変更が加えられていた。

 

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アニーズ寺田氏から ZEP1100用のピストンを供給して貰い

GPz1100のバルブリセス角度に切削加工して流用した・・・

 

本来予定をしていた イタリア流通ヴォスナーピストンの ハイコンプ

仕様が間に合わない事から、今戦はこのピストンで臨む事になったが

見ての通りのトップボリュームだから コンプレッションが期待できる

優れものである。

 

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長く待機していたカムシャフトも、ようやく今回から出番に・・・

 

今までのカムとは全く異なるプロフィールで、シリンダーヘッドの

そちこちにカム山がヒットする為、何ヵ所も削って逃がしている。

 

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お蔵入りしていたバルブスプリングのテスターを引っ張り出し

バルブスプリングのバネレートと 線間密着を測定・・・

 

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カムシャフト本来の性格を 正確にバルブの動きへと伝達するには

バルブスプリングの働きが重要で、ここを軽視すると狙ったパワーが

出ないばかりか、場合によってはバウンスによりバルブとピストンが

ヒットする事にも成りかねないから、より正確な測定が求められた。

 

もちろん スプリングのバラつきも、ここでしっかり認識する・・・

 

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ZAPレーシング代表 長谷川氏から バルブスプリング調整用の

精密シムが送られて来た・・・

 

市販のスプリングを そのまま使用するのでは、本来必要となる

適正レートが得られない為、実はここが最重要ポイントでもある。

 

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これほどハイリフトだと作用するランプ角がきつすぎて、しかも

バルブスプリングレートも上がってるから カムホルダーネジ穴が

切れまくるのではないかと、恐る恐る ボルトを締め込んで行くが

今回もクランク回転でリフトをコントロールしながら締め込む事で

一ヵ所もネジ切れる事なく、規定トルクでしっかり固定・・・

 

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ZレーサーⅢ 最後のパーツ、WEB 435カムシャフトが装填。

 

当初に予定をしていた Zレーサー3号機のエンジンは、これで

現在プラグホール修正に再チャレンジしている、最初のシリンダー

ヘッドだけを残すのみとなった。

 

空冷Zのエンジンチューニングは、趣が深い・・・

 

ストリートでは行けても、レースでは壊れてしまうギリギリの線が

あり、そこも踏まえて優れたエンジンを造らなければならないから

ストリート専門のノウハウでは 太刀打ちが出来ないもの。

 

スピードショップイトウの代表 伊藤アキオを始めとし、これまで

長きに渡り空冷Zでレースを続けて来た アニーズ寺田氏、並びに

ZAPレーシング長谷川氏に感謝しつつも、同時に頑張らねばと

改めて強い思いが こみ上げた・・・

 

 

 

 

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終日回りまくる、本店のシャシーダイナモ。

 

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どうやら誠太郎もここに来て、インジェクションマップ調整に

自信がついて来た様だ・・・

 

 

こうして繰り返されるリメイクを完了させ、走行予定日を迎える。

 

 

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10月に入った、早朝の筑波サーキット。

 

この閑静に包まれた朝方のサーキットに、これからも まだ何度も

足を運ぶ事になるだろう・・・

 

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今日のZレーサー3号機は 完成率で表すなら、70%程度・・・

 

サイレンサーも近接排気音量値を重視したもので、抜けの悪い

仕様であり、シリンダーヘッドとて相変わらずノーマルのままだ。

 

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かまわず國川浩道は コースイン・・・

 

残された時間は極めて少ないが、どこまで完成度を上げられるか

与えられた時間を使い切り 今日、この日のセットアップに臨んだ。

 

 

ゼッケン39 最後の挑戦。

 

決勝デビューまで、あと40日・・・

ベース車お持ち込みで RCM-526 Z1-R!

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

以前 少しだけご紹介した事があります、大分県在住 K・Aさんの

Z1-R・・・

 

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ノーマルのフレームとタンクだけを送られた K・Aさん・・・

 

サンクチュアリーオリジナルステージⅡ補強と、リアタイヤの

180ワイド化に伴う インライン処理、そして1名乗車専用

レーシングレイダウンを施し 「これにて完成~」 (^^)/   と

相成ったZ1-R・・・

 

「これにて終了 送りますね」 と、なりまして・・・

 

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気が早いと言うか、担当した佐々木は 早速梱包し出しまして

「これでいつでもOKですよ~!」  と、準備万端でしたが

 

 

数日後・・・

 

 

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う~~ん、なかなか連絡 来ないな~・・・  なんて 思ってたら

K・Aさんからメールがあり 「やっぱりそちらでRCMとして

最後までしっかり製作をお願いしようと思います!」   と言う

一方が来ました・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・。 (^^;)

 

 

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ぬぉぉぉぉぉぉ~~~!!!

 

今度は梱包を開き始めて・・・ (;^_^A

 

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お任せ下さーいっ!   (;^ω^)プルプル

 

当然、全てキッチリ最後まで造り込んだ方が、絶対に完成度が

高いですから、喜んでやらせて頂きますよ~っ!!

 

 

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と 言う訳で、作業再開!

 

K・Aさん 最後までやりたいと言っておられた アッパーカウルの

フレームマウント固定化も もちろん施工する事に。

 

手袋しろ~・・・(苦笑)

 

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この辺の仕様は非常に緻密でテクニカルな作業ですから、やっぱり

サンクチュアリーで取り付けまでフィニッシュをされた方が、断然

良い仕上がりになると思います。

 

 

さらに 数日後・・・

 

 

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美しくパウダーコーティングされて 戻って来たフレーム・・・

 

パーツも揃い出したので、これより立ち上げに入りましょう!

 

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ステアリングロック 加工、OK!

 

なるべくガタつきなく、ビシビシでシリンダーが入りますね ♪

 

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SCULPTURE製 タイプⅢ トップブリッジを取り付けて

到着していたOHLINS製 正立フロントフォークを組みます。

 

RCMとして、全てをここサンクチュアリー本店で製作する事に

なった このZ1-R・・・

 

シリアルナンバーも、RCM-526に決定しました!

 

 

K・A さ~んっ!

 

これからしばらくの間、よろしくお願いしますね~~~!

 

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