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SANCTUARY公式ブログ "Engineering&Passion"

ベース車お持ち込みで RCM-526 Z1-R!(その2)

こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。

 

大分県在住 K・Aさんの、Z1-R ベース車両お持ち込み RCM

(その2)です!

 

 

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当初 フレームとシングルシートの取り付け作業だった時に 既に

完成していた、7N01角パイプ ワンオフシートレール・・・

 

テールランプブラケットやナンバーステーと言った テール回りの

装備も、表面処理まで含めて出来上がっていますね。

 

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RCMご用達、おなじみTOMO-FRP製 シングルシートも、既に

加工フィッティング済み・・・

 

着座する空間 前後方向を少し広く加工した、RCMスペシャルで

シート本体もスポンジ成形し、レザー張りまで終わってます (^^)/

 

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スタビライザーを追加された SCULPTURE製スイングアームも

本組みされ、ひとまず転がし用のホイールで車体立ち上げ・・・

 

現在はTOMO-FRP製の RCM仕様アッパーカウルをオーダー中。

 

ここまでの作業が終わった所で、やはり今回 最後までフィニッシュ

する事になり、改めてRCMとして製作する事になりました。

 

 

 

ところがエンジンに 難ありでして・・・

 

 

 

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ひと通り分解し 各部をチェックした所、ほぼ全ての重要パーツが

使用不可と判断・・・

 

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クランクシャフトは 大端部ベアリングがゴリゴリになっており

フルリビルドしても どうかな?と言う状態・・・

 

シリンダーヘッドは、キャブレターホルダー取り付け面が1mm

ほどしか残ってない状態までポート拡大されており、これもNG。

 

他にもクラックや欠けなど、よく見ると 鋳造パーツには何かしら

痛みがあって、想像以上に厳しい状態・・・

 

見た事ないトップ形状のピストンは、もちろん使用せずです。

 

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シリンダーは APE社製のビッグブロックだから、排気量刻印がなく

車検を取るのに難あり・・・

 

何よりレースならOKでも、ストリート向きじゃないですしね。

 

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ミッションも久々 かなりのダメージ・・・ ( ̄▽ ̄;)

 

トルクの掛かる加速側のみ、ドックのアンダーカットが施されてて

そこはいいんですが、シフトダウン方向の逆側ドッグが滑めており

痛みがかなり目立つ状態・・・

 

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その他のミッションドッグも 原因不明のダメージがそこかしこに

見られました・・・

 

 

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最も厳しいのがクランクケースで、表側から見られた溶接跡が

分解して見ると これはさすがに無理と言う・・・

 

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過去にクラッシュして開いたのか、あるいはコンロッドが折れて

ブローしたのか、溶接での補修跡が かなりのもの・・・

 

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K・Aさんも ご自分でおっしゃってましたが、クランクケース

シリンダー、シリンダーヘッドは 使えないんじゃないかと・・・

 

ご指摘の通りで、しかも内部パーツも ほぼ使用不可でした  (;^ ^A

 

 

 

と言う訳で、最近もう一機 Z1-Rのエンジンを手に入れたとの事。

 

早速こちらに送って貰い、それはまずまずのコンディション ♪

 

 

 

 

K・Aさ~んっ!

 

エンジンはハイブリッドで ベストな組み合わせにて進めますねー!

 

今年はどんどん進めて行きますんで、楽しみにお待ち下さい  (^^)/

 

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