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Rumbling - NOBLESTスタッフのコラム

Vol.4 TASTE OF FREE-LANCE 参戦後記(1)

2006年3月31日

■技術の水準を測られるMONSTER Evolutionクラス

あくまでアマチュアレースであるTASTE OF FREE-LANCE(通称:T.O.F または D.O.B.A.R.)。茨城県の筑波サーキットにおいて年2回開催されるこのレースイベントは、1970年代からのスチールフレームマシンを主体としてレギュレーションにより様々なクラスに選別される。

その中でも近年Formula-Zero(F-Zero)クラスとMONSTER Evolutionクラスでは、本格的かつハイレベルな競技と化しており、もはや“草レース”と言われる領域から逸脱している様に感じられる。現役国際ライセンスのライダーが多数参戦し、各地のチューニングショップ、はたまたプライベーターまで、個々が持ちうる限りの技術力を費やし、意地のレースバトルが展開される激しいクラスとなっている。


 

我々AC.SANCTUARY with NITRO RACING Zレーサーが参戦を続けているMONSTER Evolutionクラスは、Z、カタナ、CB-F等に代表される空冷エンジン・スチールフレーム2本ショック車をベースに、TOPグループはLAPタイム1分1秒台という驚異的な数字で周回を重ねている。速く走れるという基本的なテーマはもちろん、ハイレベルなチューンドエンジンの耐久性(オイル漏れや、マフラーからの白煙吐き、ミッション・クラッチ系統の故障、果ては焼き付きいたるまで)、そしてフレーム及びシャシーのセットアップ、トータルでの扱い易さ、乗り易さが求められる。

これらの条件は言い換えれば、ストリートにおいて数多くのZ系ユーザー達が、日常において強く願望する事、その物だと言える。そこには突貫作業や、見た目だけの造り込み等の「はったり」が一切通用しない厳しい現実が存在し、チューニングや修理業務においてZ系を得意機種としているショップにとっては本質的な技術レベルを示す一つの証明であり、プライドのかかった一大レースイベントであると言える。


SANCTUARY RACING TEAM
AC.SANCTUARY with NITRO RACING Zレーサーこれまでの戦績

2004年12月 SPECIAL ROUND
予選1位 / 決勝1位 ベストタイム 1分1秒515
2005年6月 Round20
予選1位 / 決勝1位 ベストタイム 1分1秒196

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