2010年頃に製作された車輌なだけに、少し遡ったシリアルナンバーの このMK-Ⅱ。 RCMの在庫車輌販売となる RCMクラフトマンシップで紹介されていた一台だったが、現オーナーの目に留まり、晴れてオーナー車となったもの。

購入が決まった直後からオーナーのリクエストが数多く加わって行くが、シャシーにボディ そしてエンジンに至るまで、 殆どのセクションに大掛かりな仕様変更が施される。ここまで手を加えるなら 始めからオーダーメイドを選択した方が 良かったのでは？と思えるが、クラフトマンシップの資質を考慮するならば、コスト面での優位性は 間違いなく今回の ケースが有利である。

オーナー自身が部品や作業の内容を熟知していたからこそ、見えていたものだと言えるだろう。 完成した仕様はロードスポーツの資質を追求したもので、17インチワイドタイヤを装備した、所謂 RCMの代名詞的な 仕様。組み込んだ6速ミッションをワインディングで生かせる・・ そんな期待に応えるべく製作された一台である。