New TYPE-Rはその資格を満たす最低限の条件があり、その仕様はスタートEDITIONと言う定義で名称されている。名前の 通り、正しくNew TYPE-Rとして認定される最初の仕様車で このRCM－358もそんなスタートEDITIONとして製作をされ、 RCMクラフトマンシップとして紹介されたものである。

その後、福島県在住オーナーのマシンとなった このRCM－358だが、 スタートEDITIONそのままではなく、若干のアップグレードがリクエストされ現在に至っている。New TYPE-Rは、その部品や 作業内容により多少の違いがあるものの、基本的にはパーツ代の差額にてアップグレードが可能なオーダーシステムになって いる。また外装カラーや部品のアルマイト色など、価格変更なしで好みの仕様を選択できる点など、他にも利点は多い。もちろん RCM-Ninjaとして変更する部品の選択肢に限りはあるが、エンジンの仕様やブレーキなど各部アップグレードにおける幅は 意外に広い。オーナーオリジナルのオーダーメイド性を多く取り入れられる様になっている訳である。

オーナーの予算に合わせ 出来る限りオリジナル製を追求する事が出来る。これもNew TYPE-Rならではの魅力であり、このRCM－358も、オーナーが 望む仕様にアップグレード化されている一台である。