キャンディライムグリーンのツートンカラーがノーマルと一味違うイメージの、RCM－397 Ninjaスポーツパッケージ NewTYPE-R。 スタートエディション仕様からサイレンサーを、NITRO RACINGグレネードV-Ⅲに変更したライトなアップグレード仕様車である。 NewTYPE-Rはこれまで既に数台製作されているが、旧TYPE-Rと比較してその細部は全く別ものであると言い切る事ができる。

エンジンオーバーホールはNewTYPE-Rにおけるレギュラーメニューであり、その仕様はNinja ファイナルエディションと全く同等の 内容であるが、追記すべきはオーバーホール時に施されたガンコート塗装で、熱放熱性の向上に加え見た目の質感も大きく異なる。 また電装系はZRX純正の新品部品をフルコンバート。ヒューズBOXがコンパクト化される事で、後付けエレクトリック部品のユニット等 収納空間が生まれた事により自由度が上がっている。

また寿命が短かったスターターMGリレーも後期型に変更する事で対策となり、 他にもASウオタニSP-Ⅱが標準装備。そしてNewTYPE-R専用に設定されたボディ系は、アルミインナーフェンダー&フェンダーレス、 オイルキャッチタンク、テンプメーター等を容易に固定できるRCMシリアルプレートホルダー等が標準装備となっている。 より緻密なメニューで細部に手が加えられた、Ninjaスポーツパッケージ NewTYPE-R。今後長く乗り続けて行ける事に重点をおいた RCMである。