キリ番となるシリアルナンバーＲＣＭ－３００が与えられしこのマシン。一切の妥協なく 作り込まれたこの車輌はオーナーの要望により、絶対真似ができない仕様で作って 欲しいとの依頼で製作された。コックピット周りはスタック製ＳＴ７００メーターを採用し、 ワンオフカーボンパネルでレーシーなイメージを演出。

アッパーカウルは フレームマウント方式を採用、１７インチシャシーに相応しきハンドリングの軽快さを追及した。 前後サスペンションはオーリンズ製正立フォーク＋グランドツインの構成で、なおかつ 乗りやすくとの要望から、バネレート変更を行っている。バネレート変更も含めた サスペンションのセットを施行。リアシートはＴＯＭＯ－ＦＲＰ製シングルシートを採用。 ホイールは、ＢＳＴ製カーボンホイールを使用し、ばね下重量低減に大きく貢献している。

ブレーキは製動力はもちろんだが、見た目も考えブレンボ製モノブロックラジアル ブレーキキャリパーを採用。製動力に大きく貢献している。エンジンはドイツ製 ヴォスナーピストンを採用し、軽量なピストン特性もあって立ち上がりのフィーリングは 軽く鋭いレスポンスを実現している。