サンクチュアリーのスタッフ主導の基に製作され 完成した販売車輌として店頭に並ぶ、RCMクラフトマンシップ。 このRCM－352も、そんなクラフトマンシップ車輌として製作された一台である。Z-1を始めとした一連の空冷Z系車輌は ここ数年でタマ数が減少し、いわゆる丸・角を問わず全てのZ系車輌の相場価格が軒並み上昇。

そんな厳しい背景の中、 憧れのZ-1を手に入れるべくオーナーは決意。それも今現在において元気に走れる性能を有したZ-1が欲しいと言う想いから、 RCM Z-1を選択した。基本的にRCMはツーリング等の使用だけでなく、スポーツライディングをも熟せる動性能を追求して 製作されている。フレームとシャシーのアップグレードはもちろん、エンジン性能もそこに準じた内容だ。

RCMクラフトマンシップ の場合、部分的にローコストにする為のパーツチョイスが入っているものの、基本的な造り込みは将来の発展性を見越して、 各所を造り込んでいる。それゆえ納車後でも、部分的なパーツ変更は容易に出来る面がある。今回も最初の納車段階から オーナーリクエストでのモディファイをいくつか行っており、それは納車後も、オーナー自身の好みで変貌を遂げて行くだろう。