こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
昨年後半~この春にかけ、新規にオーダー頂いた RCM達・・・
沢山あるんですけど、やっぱり一番多いのは 空冷Z系 RCM!
今だジワジワ Z系の価格が上がっておりますが、実現可能な内にと
日本全国、皆さんから日々 ご相談を受けております。
それらのRCMをブログでご紹介しようと 奮起しているんですが
「ブログ ご紹介疲れ?」 とでも 言いましょうか・・・
まぁ~ とにかく・・・ ホント大変なんすよ、これって (^^;)
もしも あの世に行って「お前は生前 一番してた事は何だ?」 と
問われたら 「ま~ 自分、後半 ほぼブログっすかね (-ω-)/ 」 と
答えそう・・・
・・・・・・・・・・・・。
順番にご紹介しますんで、皆さん くれぐれも催促のない様に・・・
高知県在住 H・Tさんの、RCM-495 Z‐1です!
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この画像 実はもう2か月程前のものなんですが、H・Tさんから
オーダー頂きました Z‐1 RCMのフレームで、既にストレッチも
終わり オリジナルの ST‐Ⅱフレーム補強作業に入った所・・・
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何度も言って来た事ですが、フレームの補強材には高張力管の
STKM13C シームレスパイプを用いています。
ノーマルフレームが只の生鉄である事から、溶接定着性の良い
性質のもので かつ、硬質スチールである事が求められますから
RCMのフレーム補強ではバランスの良い STKM13C材を
よく使用しているんです。
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補強材は毎回 全て手作業で製作・・・
合い口の形状が隙間なく ピッタリでないと、溶接後に歪みを
起こしやすいので 完璧な精度にする為 手造りに拘ってるんです。
それにしても・・・
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ま~た この男は、素手でやってますな・・・
案の定、右小指でトーチを固定してるし 「火傷するよっ!」って
言ってるのにも関わらず、 も~~~・・・ (;一_一)
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ガセット材は SS400の1.6㎜プレートを 油圧プレスで型押し
した後、めくり穴バーリングを施して モナカ合わせしたもの・・・
これは もの凄く頑丈なボックスになっており、かなり剛性の高い
補強になっております。
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Z‐1の場合 最も重要な補強が、ヘッドパイプ アゴ下に入っている
パイプの補強で「ここだけは絶対! こんな風に入れないとダメ!」
とまで言える 重要な所・・・
仮に他の部分を補強したとしても、肝心なアゴ下を補強しなければ
そのフレームの補強完成度は 低いと言わざる得ない程なんです。
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おなじみ、リアサス レイダウンの加工冶具・・・
こちらも ご承知な様に、このレイダウンと言う加工は 専用の
冶具なしで きちんと加工が出来るものではありません。
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左右の穴開けは もちろん、溶接するブッシュの平行度・角度など
冶具なしで左右対称にするのは まず不可能・・・
間違ったレイダウンの修正は かなり大変だから、最初から精度よく
きちんと加工してあげた方が 絶対にいい・・・
“肝心要”の 重要なフレームですから、この辺りの加工は神経質に
気にした方が良いと思います。
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出来ました ♪
サンクチュアリー オリジナルフレーム補強 STAGE-Ⅱ!
ストリートでの乗りやすさ・扱いやすさまで配慮した、お勧めの
フレームに仕上がっております! (^_-)-☆
そして、それから結構 時間が経ちまして・・・
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やっと戻って来ました! フレームが~! (;^_^A
ここまで予想以上に時間が掛かってしまいましたが、これより
挽回すべく 全力投球したいと思います!
ちなみにこの RCM-495・・・
既に幾つかアップグレードが追加されてて、かなり凄いマシンに
なりそうな気配!
H・Tさ~んっ!
これより暫くの間、お付き合い よろしくお願いしますね~っ!
