おはようございます。モリタです。
約２週間ぶりのブログ更新です。
Ｚに限らず古いエンジンを分解していくと、よく起こるトラブル・・・
シリンダーヘッドのインテークマニホールド固定ボルト折れ！
エキゾースト側のスタッドボルトも折れやすいですよね！
こうなると処置が大変ですね★
ここから「ボルト撤去＋ヘリサート加工」にてネジ穴を復活させるのですが・・・
この作業のポイントは、ボルトのセンターに真っ直ぐ穴を空けることです！
文章で書くと簡単ですが、これが意外と難しいんです！
（作業経験のある方なら分かると思います）
また作業対象物がヘッドということもあり、加工する際の平面出しが難しい！
そこで治具を製作しました。
立入さん作
「ボルト折れ抜き長谷川さん」です♪
これを使用するとボルトのセンターに対して真っ直ぐに穴を空けることが可能です。
上左：エキゾースト用
上右：ドリルアタッチメント＋固定用カラー
下：インテーク用
これを使えば
「あぁ！ボルトのセンター外した！」とか
「あぁ！途中でキリが斜めに向いてしまった！」なんてミスを防ぐことができます☆
それでは実際の加工風景を見てみましょう。
シリンダーヘッドに治具をセッティングします。
そしてドリルで突いていきます。
これで折れこんでしまったボルトに真っ直ぐ穴を空けることができ、
ボルトを撤去することができます。
この後ヘリサート加工を施し、ネジ穴復活となります！
とても便利な治具です。
シリンダーヘッドのボルトを折ってしまわれた方で、
ボルト撤去に自信の無い方は「ＳＡＮＣＴＵＡＲＹ ＫＯＵＧＡ」へ、どうぞ！
最後になりましたが・・・
サノさんの愛娘「ハノン」ちゃんです☆
カワイイ娘さんですねー♪
将来は、きっと奥様に似て”べっぴんさん”になるでしょう！