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レース活動のコンセプト
私たちACサンクチュアリがZというオートバイを手掛ける上で、重要なノウハウを得る事が出来るフィールド、それがサー キットにおけるレース活動です。ストリートというカテゴリーの中でZにチューンナップを加える事、またはエンジンオーバーホールを行う等、様々な作業を提 供するにあたり、1つ1つの加工や作業、またはパーツ開発における製品能力及び耐久性の確認、その技術水準を測るのがサーキットコースでのトライ&エラー であると言えます。
エ ンジンチューニング後の耐久テストでは、オイル漏れやマフラーからの白煙吐き、出力特性と熱損傷における関係に至るまで、様々なデーター収集が可能であ り、フレームチューニングテストでは、溶接部や使用材質においての耐振動性や疲労破断等に対する能力検討を確認することができます。また、足回り等も含 め、すべてのセクションにおいてのテストをハイアベレージ走行のハードな使用状況下で行う事で、様々なトラブルシューティングやチューニング技法を見出 し、生み出す事が出来ます。それらの要素は、すべてストリートマシンのセットアップノウハウとして、より高い完成度に熟成され、R.C.Mへとフィード バックされます。
サーキットにおけるレース活動は、ただバイクを速く走らせるという一面に留まらず、乗り易さ、扱い易さ、そして故障を起こさない、といったストリートにおいても重要なテーマに応える為の技術を獲得する場でもあるのです。
マシン & ヒストリー